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あすから中学受験願書受付


                進行する少子化    
 きょうで二学期の授業は終わりました。あすは終業式です。といっても冬期休業中の講習や補修、個人懇談があります。冬期休業に入るといっても様々な取り組みが行われます。センター試験に挑む高3は、休み返上で懸命の努力を続けています。
 一方、同じ日程で行われる中学入試の願書の受け付けが、本校はあすから始まります。私立中学入試が全般的に減少傾向にある中、兵庫県も例外ではありません。兵庫県の中学入試は統一日初日の午前入試で見ますと、今春は小学校6年生の児童の約9.4%が受験したとするデータがあります。前年より少し減少しています。率でいいますとほんの少しですが、児童数そのものが減っていますので、受験者の数ではそれなりの数の減になります。今年度も児童数は昨年より減少しています。同じ受験率と考えても昨年より広き門になる計算です。
 中学は公立・私立を問わず義務教育ですが、私立中学は高校との一貫教育で6年のスパンで教育課程を編成しています。その上に、「孝道」をベースに「人間力」と「学力」を備えた「社会で活躍するリーダーの育成」を目指すといった「創立の精神」に基づく教育方針を掲げ、大学や研究機関と連携したサイエンスキャンプや研究者体験、海外研修など「本物の学び」を本校は追求しています。本校同様、私立各校は公立にはない特色ある教育を行っています。この点に注目していただき、私立中学受験に関心を持っていただく方が多くなることを期待しています。