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悔しさをバネに

 起床と同時に結果を調べてみると、なんと4位。ソチ冬季オリンピック女子ノーマルヒルジャンプの結果です。予想もしなかった順位です。13戦10勝と8割近い勝率を上げている高梨沙羅選手ですら、ここ一番というところで結果を残すのは難しいということです。でも、この経験が彼女を更に大きく成長させてくれると信じています。
 高校A日程入試が終わり、授業が再開されました。中1は午後から環境講座です。里山再生の活動をされている地元の「きずきの森きずな会」代表のお話や大阪大学の環境工学の先生の講演(本校の卒業生)がありました。環境教育を通した「本物の学び」の取り組みでもあります。中3は入試チャレンジに高2は早期センター対策模試、高3は2次対策講習とそれぞれの課題に取り組みました。国公立大学の前期試験も後2週間足らず。2月は高校入試に大学入試と受験がピークを迎える月になっています。本校も来週の高校B日程入試が残っています。
 今のところ、受験生を迎え入れる入試は中学・高校とも多くの受験生があり、送り出す大学入試の方は国公立大学の推薦・AO入試で広島大学医学部医学科の合格をはじめ過去最高の合格者を出しています。これからが正念場を迎えますが、どちらも順調な滑り出しと言えそうです。とは言っても、持てる力を十分発揮できなかった人もいます。必ずしも力通りの結果にならないという入試の怖さも出ています。8割近くの勝率を誇るジャンプの高梨選手の例を引くまでもなく、絶対はありません。悔しさをバネにすることができる者、努力を継続する者が成長とともに最後に栄冠を手にすることになるのでしょう。