« 久々の全校朝礼 | メイン | 日本ジュニア数学オリンピック銀賞受賞 »

研究授業

 3学期も残り少なくなってきました。来週は国公立大学の2次試験があります。それが終われば卒業式。高校3年生が雲雀丘学園を巣立っていきます。その他の学年は学年末考査が待っています。残り少なくなってきた3学期です。一日一日を大切に、やり残した課題の遂行と同時に新年度に向けての新しい動きの芽生えが期待されます。
 そのような中、きょうは研究授業が二つありました。中学2年生と高校2年生のいずれも数学の授業です。生徒の方は公開授業や研究授業が多くありますのでそれほどでもないかもしれませんが、それでも研究授業は先生と生徒の両者とも緊張するものです。指導する先生はベテラン若手を問わずです。この緊張感が大切とも言えます。
 授業は言うまでもなく生徒や先生、学校にとっても命と言えるものです。間違いや違う意見は大いに歓迎、それぞれが生き生きと活動し共に成長していける場にならないといけません。指導するものにとっては、指導技術もさることながら、何を教え、その過程で新しい発見を生徒に見いださせ、更なる課題に挑戦しようとする意欲を引き出せるかが問われることになります。学ぶ主体である生徒には、「なるほど」と感心する段階から「なぜそうなるのか」、「自分はこう考えるが、違いは」等といった段階へと進化させての授業参加を期待するところです。
 公開授業旬間に研究授業など個人の努力とともに多くの人の力を結集してレベルアップを図る機会が多く用意されています。これらの活用とともに日々研鑽の姿勢も忘れずにしていきたいものです。