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久々の全校朝礼

 早いもので、2月も10日足らずになりました。「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」とはよく言ったものです。二十四節季も「立春」が過ぎ「雨水」へ。1年の24分の1が過ぎたことになります。寒さがほんの少し和らぎ、雪が雨に変わり、川や池に張っていた氷も融けて水になるという「雨水」ですが、今朝は季節が逆戻りしたかのような冷え込みでした。高校入試が行われていましたので、久しぶりの全校朝礼でした。
 高校3年生がいない少し寂しい全校朝礼でしたが、書道部に中学女子テニス部、放送部、写真部と賞状伝達を行い、その後、生徒会から球技大会の連絡やユニセフからいただいた感謝状の披露がありました。最後に私の話ですが、その内容は「こころの窓」に書かれています。「こころの窓」は生徒指導部の先生が担当し、朝礼の様子を伝えています。話を正確に、しかも私の話より上手にまとめています。いつも感謝するとともに感心しています。
 人の優しさや親切に触れる機会を多く持つほど、優しく親切な子が育つといわれています。よく声を掛けてもらった子どもは、友達によく声を掛ける子になります。他人のことを自分のこととして捉え、共に喜び、共に悲しみ、協力して問題を解決するようになると私は信じています。高3から中1まで、それぞれの学年に失敗やミスもありますが、それを上回る心温まる事例が沢山あります。これを皆で共有していくことにより学校の風土が築かれていきます。雲雀丘学園の持つポテンシャルの高さが発揮されるところだと思っています。