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専願者ガイダンス

 2月10日に高校A日程入試を、18日にB日程入試を行ないました。この二つの入試を専願で受験し合格した生徒のガイダンスをきょうの午後行いました。しかし、この間には兵庫県の推薦・特色選抜入試が行なわれ、すでに20日に合格発表が行なわれています。募集定員を約4,000名上回る志願者がありました。同じく20日には大阪府公立高校前期入試行なわれました。この合格発表はまだですが、募集定員を約26,000人も超える志願者がありました。特に文理学科や普通科は倍率が高く、3倍を超える学校が沢山ありました。私立は専願と併願という受験の形態がありますので、募集定員と合格者数とは必ずしも一致しません。見かけの倍率と実質倍率は違います。ところが、公立は私立と違って募集定員と合格者数は同じですから実質の倍率になります。
 この様な公立高校の入試状況も反映してか、専願者対象のガイダンスでしたが、併願で合格していても公立の後期を受験せずに参加している生徒もいました。専願者の利点は、高校生活に向けての準備を早くできるというところにありますから、気持ちの整理をつけてこの利点を生かそうとしているのでしょう。ガイダンスが終わり、制服の採寸や用品購入などを進めるにつれ、雲雀丘学園の生徒になるという実感が湧いてきたと思います。高校での学びは中学の単なる延長ではありません。質的に違ったものになります。それに対応できる準備をするのが4月までの一ヶ月余の期間です。この期間をうまく活用して良いスタートを切ってくれると期待しています。