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いよいよ国公立大2次試験

 いよいよ国公立大学2次試験です。文科省の発表によりますと平成26年度国公立大学2次試験の確定志願状況は、募集人員約10万人に対し、志願者数は前年より約5千人減の約48万人で、志願倍率は4.8倍となっています。国公立大学別の志願状況は、国立大学が募集人員約8万人に対し、志願者数約35万人で、志願倍率は4.3倍。公立大学が募集人員約2万人に対し、志願者数13万人で、志願倍率は6.5倍です。今春の高校卒業者が前年より約4%ほど少ないとされ、その影響でセンター試験も約2%減少したとされていますが、景気の動向や社会情勢の反映もあって学部毎の倍率に変化は見られるものの、国公立大学の人気に大きな変化はない様子です。
 本校の高校3年生は昨日でひとまず2次対策を終え、25日から始まる試験に備えます。自宅を離れ受験地へ向かうものも出てきます。本当に直前までよく頑張ってきたと思います。現役生は最後の最後まで伸びるといわれます。事実そうです。その努力を続けてきたものは間違いなく力がついてきています。後は「平常心」で普段通りの力を如何に発揮するかということになります。緊張するなと言ってもみんな緊張します。不安な気持ちも同じです。「緊張する」ということは集中力が高まってきていること、持てる力を十分発揮しようとしている証拠です。
 入学試験は他者との競争です。しかし、自分の力で他者を「どうこう」できるものではありません。倍率を気にしても仕方ないことです。他者との競争であるが他者とは競わない、「自分の力の及ぶところだけに集中し勝負する」自分との戦いです。