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「弥生・三月」

 きょうから「弥生」、三月です。いろいろな説がありますが、春になり草木がいよいよ生い茂る月、「木草弥や生ひ月(きくさいやおいづき)」から「弥生」となったとされています。
 きょうで授業は終わります。週明けから学年末考査です。進級や卒業ということもありますが、一年間の学習の締め括りになります。さあ新学期、決意新たに取り組みはしたものの夏休み前にペースダウンした人や1学期は頑張れたが夏休みで調子を崩した人、2学期の後半にかけどん底を迎えこれはと思い少し持ち直した人、学びのきっかけを摑み上昇傾向にある人など、一年を振り返ってみると各人様々な「歴史」があり好不調の波もあったと思います。様々な「思い」もあったでしょう。この「思いの丈」をぶつける場が学年末考査です。4月には学年が一つ上がります。試験にたいする準備や学習、心構えといったものも今まで経験したことのない最高のものでもって臨んでほしいと考えています。
 きょうの午後、卒業生を迎えての学習支援。多くの生徒が熱心に質問し、学習している姿がありました。また、昨日卒業式を終えた高校3年生は、国公立大学前期入試の結果が気になるところだと思うのですが、気持ちを切り替え中期・後期入試に向けきょうから登校し学習を再開しています。
 草木も芽吹き生い茂ろうとしています。年輪も一つ増えます。各人が、どのようなものを年輪として刻み、新年度に向けどのような新しい芽を芽吹かせようとするのかが問われる「弥生・三月」です。