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大カナダ研修団

 本校には、中学2・3年生を対象に行われる海外研修としてカナダ研修があります。夏期休業中に約11日間カナダの東海岸にあるプリンスエドワード島(PEI)で行なわれます。今年は11回目になりますが、50名を越える申込者がでました。元来この研修の参加者は、トロントからPEIまでの飛行機が40名定員の小さなジェット機ということもあり、引率教員を含め40名までの規模で実施する計画を立てていました。過去にそれを超える申込者があった時は、中学3年生を優先して中学2年生の中から何人かをお断りしたことがありました。この研修も11回目となり経験も蓄積されてきましたので、今回は飛行機が2便に別れることになりますが希望者全員を参加させる予定でいます。この研修の一つの大きなテーマに「自立」を掲げています。参加者各自の自覚ある行動と協力・協同により、大所帯となることから生じるデメリットを乗り越え、むしろ多くの参加者があることをメリットに研修の質を高めてくれることになると期待しています。
 今年は日加修好85周年の年になります。PEIのシャーロットタウンで1864年カナダの連邦結成(コンフェデレーション)について話し合いが行われたシャーロットタウン会議から150年の節目の年でもあります。また、あすからNHKの連続テレビ小説「花子とアン」が放映されます。日本に多くの「赤毛のアン」のファンをつくった小説の翻訳者村岡花子さんの「アンのように明日を信じ、夢見る力を信じて生きた花子」の半生を描いたものです。今年は、カナダやPEI、「赤毛のアン」への注目が益々高くなりそうです。