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中学校高等学校入学式



 中学校第62回、高等学校第59回入学式を大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪メインホール)で行いました。中学184名、高校342名の新入生を迎えることができました。
 新入生の皆さんには次のことを考えてほしいと思っています。中学から高校にかけての6年間は心身ともに大きく成長する時期であり、「人は二度生まれる。一度は存在するために、二度目は生きるために」といわれることを。これはルソーの言葉です。「如何に生きるか」。これがこの時期の大きなテーマになります。他者と自己との違い、言い換えると自己の存在意義です。広く世界に目を向けると水、エネルギー、健康医療、農業、生物多様性、貧困など人類が抱える大きな課題があります。これらを直視して何を考え、どのような行動を起こすのか。「如何に生きるかは、如何に学ぶか」ということにつながるということです。
 また、「学び」は協力すること協同する事なしには成り立ちません。「学び」を通して心から信頼できる仲間を作ることができます。これは、待っていてはできません。自ら働きかけることが大切です。他者からの働きかけを待つ生き方ではなく、自らが働きかける生き方を目指してほしいということです。
 多くの新入生をギター・マンドリン部は受付ホールで歓迎の演奏で迎えてくれました。在校生を代表して中学生と高校生の代表が歓迎の言葉も述べてくれました。最後に吹奏楽部の歓迎の演奏など、多くの保護者とともに新入生の今後の活躍に期待する入学式を行えたと思っています。