« 新年度のスタートは・・・ | メイン | 「文武不岐」 »

四月半ば

 中学1年生は自然学舎に出発しました。鉢伏高原にある宿舎のあたりは標高800mと高く、気温も低くゲレンデには雪が残っており、春はまだ遠い風景のようです。宿舎からは北側に鉢伏山(標高1221m)や高丸山(標高1070m)が、反対の南側には一段と高い氷ノ山(標高1,510m)が見えます。氷ノ山は兵庫県最高峰で、中国地方においても大山に次ぐ高い山です。例年、自然学舎を行なうこの時期には、雪に覆われた姿を見せています。今年も見せてくれていることだと思います。
 現地から元気に活動している様子が報告されてきています。学園歌の練習や集団行動の練習、クラス対抗の競技などを行なうことによってクラスの団結が強まり学年としての仲間意識が高まっていきます。自然学舎を終えた後の生徒の様子の変化が楽しみです。
 他学年は日曜日でほっと一息ついていることと思います。部活動に精を出している人もあるでしょう。しかし、日曜日は単なる休みではありません。休日を如何に活用するかは学習や部活動において非常に重要なテーマです。自分独自の課題に集中して重点的に取り組むことが休日の活用法です。まとまった学習時間の確保は必須条件です。是非、平日と休日の二本立ての学習スタイルを確立してほしいものです。また、生活のリズムを崩さないことも大切なことです。
 「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」。3月まではあっという間に過ぎたという感じですが、4月はまだ半分も過ぎていない、というほど日が過ぎるのが遅く感じます。新しい環境のもとで新しい取り組みを根付かせるために努力しているから、そう感じるのかもしれません。