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東京で震度5弱

 きょうは「こどもの日」、二十四節気の「立夏」になります。夏にはほど遠い天気でしたが、少し郊外に出ると多くの田んぼには水が張られたり、田植えが行なわれていました。5月のGWの一つの風物詩になっているようです。
 今朝、東京で震度5弱の地震とのニュースが飛び込んできました。震度1や2ならまだしも、5の地震と聞けば心配になってきます。政府の地震調査委員会が4月に公表した、想定区域内のどこかでM7級が起きる確率が、「今後20年以内に50%程度」「30年以内に70%程度」と高い確率になっています。また、最大で火災や建物倒壊などの死者は約2万3000人、経済被害は約95兆円に上る可能性があるとしています。なお、M8級については30年以内で「ほぼ0〜5%」と低いとしています。
 日本周辺では、2つの海のプレート(太平洋プレート、フィリピン海プレート)が、陸のプレート (北米プレートやユーラシアプレート)の方へ1年あたり数cm の速度で動いており、陸のプレー トの下に沈み込んでいるといいます。複数のプレートが関連していますので、複雑な力がかかり地震が多発することになります。
 地震の予知はこれだけ科学技術が発達している現在でも中々難しいようです。となれば、何時でも対応できる準備、「備えあれば患なし」を心掛けたいものです。「30年以内に70%程度」の確率と聞かされても、心のどこかで「自分は大丈夫」とする根拠のない「楽観論」を戒めなければと思わされた今朝の地震報道でした。