« 芸術鑑賞会 | メイン | 第三ステージの姿 »

広がりをみせる「サイエンスキャンプ」

 昨夜来の雨も雨脚が弱まり通学の時間帯にはこぬか雨と表現されるような霧雨の状態となりました。生憎の雨となり、きょうの高校朝礼は体育館で行ないました。
 さて、中間考査もいよいよ近づいてきました。職員室の隣の交流スペースでは、先生に質問している生徒の姿が多く見られるようになっています。中央棟にある学習コーナーで勉強している姿にも拍車がかかってきているように見えます。春先までは卒業した56期生の姿が定着していたのですが、代替わりして新しい顔が見られるようになりました。伝統として根付いて来ている感があります。
 直面する全校の課題は中間考査ですが、「中学カナダ研修」の事前研修会が先日行なわれたように夏休みに向けての取り組みの準備も進んでいます。「サイエンスキャンプ」の募集も始まろうとしています。今年は文系分野の内容も増えています。また、先日、森ノ宮医療大学の方が来校されたのですが、その折の話の中で本校のサイエンスキャンプの取り組みに関心を持たれたようで、大学へ帰り検討され、きょう企画書を持ってこられました。今年の夏の取り組みとして医療分野の内容が充実することになりそうです。
 「本物の学び」の柱として中3から高校生を対象として鳥取大学から始まった「サイエンスキャンプ」も3年目を迎えます。協力して下さる大学も増え広がりを感じています。「サイエンス」は自然科学、人文科学、社会科学と理系文系の分野を含んだ言葉ですが、どうしても理系の印象が強く「アカデミックサマー」に変更しようと言う意見もあります。内容の充実とともに名称の変更も結構なことです。