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中間考査のその先は

 中間考査が終わりました。行事の面では体育大会、学習面では中間考査と一学期の一つの大きな山を越えたことになります。この山の先は、この間の取り組みを総括して次の登山道を見つけなけらばなりません。平坦な道を選ぶのか、新たな険しい道を選ぶのかの選択が問われます。
 中学・高校とも1年生に求められることは、それぞれの校種に相応しい学習スタイルが質と量の面で適合しているかということです。単に記憶するだけの学習ではダメです。もちろん基礎的な事象や事柄は覚え、知識として蓄えておかなければなりませんが、「何故そうなるのか」ということを追究する姿勢が必要になります。自己と他者との考え方の違いがあれば、何が原因なのかを突き詰めることです。何より、欠かさず予習と復習をすることを含めた学習習慣が確立されなければなりません。最低でも2時間以上は確保したいものです。
 高校3年生は大学受験が焦眉の課題となってきました。ただ、今の自分の力から判断して「行ける大学」を選ぶことは間違っています。今一度、自分は何をしたいのか、その為にはどの大学のどの学部を選ぶのか、現状の力をどれだけ伸ばさなければならないのかを考え、対策を立て努力することが大切です。そうしないと「行ける大学」と考えているところにも行けなくなります。「行ける大学」ではなく「行きたい大学」を目指し、力を伸ばす時期です。まだまだ伸ばすことが可能です。
 中間考査を振り返り、もう一段ステップアップした日常の学習スタイルを確立し、更なる高みを目指した道を進みましょう。