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3度目の鳥取大学訪問

 3年前、鳥取大学から「サイエンスキャンプ」が始まりました。当時は鳥取キャンパスだけでしたが、翌年は医学部のある米子キャンパスでも実施していただけるようになりました。中学3年生・高校1年生を対象としてスタートした取り組みでしたが、医学部を志望する生徒にとっては今までになかったものでしたので、高2・高3の生徒も対象とするようになりました。3日間という期間ですが、大学の先生に直接指導していただくこの取り組みは、生徒たちの進路意識の醸成やモチベーションアップにつながるものとなりました。このことは、今春卒業した56期生7名が鳥取大学に進学したということにも現れていると思います。また、本校が進める「本物の学び」の大きな柱ともなっています。
 きょう3年目を迎えるにあたって、今年度の打ち合わせと今まで参加した生徒の様子やこの取り組みが本校へ入学してくる生徒の動機付けともなっていることの報告とお礼を兼ね鳥取大学を訪問しました。今回の訪問のなかで、本校の進める環境教育との連携など新しい視点での取り組みなどが話題に上りました。鳥取から始まったこの取り組み、徳島や各地の大学へと広がりを見せています。内容の充実とともに名称も「サイエンスキャンプ」から「アカデミックサマー」へと改称する事を検討しています。大学と中高等学校の新しい形の連携として新境地を切り拓いていきたいとも考えています。
 今回の訪問にあたってお忙しい中時間を取っていただいた豊島学長をはじめ福本医学部長、松原機構長、この取り組みの窓口となって労を執っていただいている田中教授に感謝申し上げる次第です。