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胸に一杯お土産を詰め込み修学旅行団帰る

 高校2年生は4泊5日の北海道修学旅行を終え、今夕伊丹空港に着きました。後半は少し雨にたたられたようです。梅雨前線が北海道まで北上する間に衰えるため梅雨の無い北海道とされていますが、蝦夷梅雨といわれるものかもしれません。高校生活の中の大きなイベントが一つ終わりました。
 本校は、中学には沖縄研修旅行、高校に北海道修学旅行があります。平和学習と環境学習や感響学習などそれぞれに現地でないと学べないものを取り入れた工夫がされています。と同時に、二つの行事に共通したものとしてファームステイがあります。沖縄と北海道では家業に違いがありますが、どちらも2泊のファームステイで家業体験をします。中学生と高校生では感じ方や内容にも違いはあるものの「思春期」という課題を抱える時期です。他者とは違う自己を見つめ大人へと自立していく時期です。この時期にファームステイを経験することは、この課題に大きな影響を与えることになります。親子関係を含め家族について考え直す機会になったなど毎年多くの感動を胸にファームステイを終えています。これが本校の中学と高校の修学旅行の特徴になっています。
 5日間学校を離れ多くの仲間と寝食を共にする中で友情を更に深めたり、仲間の新たな一面を発見したりとクラスや学年の絆を強くし集団としての質を高めてきたことと思います。週明けから日常の学校生活に戻ります。この体験や経験をもとに一段ステップアップした学校生活を展開してくれることと期待しています。