「終わりは始まり」
一学期末考査が終了しました。結果もさることながら、考査に臨むにあたっての当初の予想や計画・目標に照らしてどうであったか、各自でシッカリ分析することが大切になります。
試験終了後、全学年で授業アンケートを行ないました。これも、授業にどのような姿勢で臨んだのか、授業準備は、予習や復習は、分からないところが出た時にどう対処したかなどの各自の反省・分析抜きには単なる批評・評論で終わってしまいます。先生も生徒も成長する学びの場としての授業をより良いものにするには、授業者と授業を受ける者の両方の立場からの分析による改革が大切になってきます。
午後からは、中学カナダ研修、高校ニュージーランド研修の最終説明会が行なわれました。森ノ宮医療大学アカデミックサマー参加者説明会も行われました。個の成長を目指す夏休みに向けての取り組みの始まりです。部活動も夏の甲子園に向けて野球部があす地方予選に出場します。中体連バスケットの試合もあす行なわれます。考査が終了したところですが、来週には高校生は模試を受けます。行事や課題は目白押しです。
ひとつの行事や課題の終了は次に向けての始まり、「終わりは始まり」に他なりません。科学技術の進歩により最新鋭の機器が次々と生み出されています。これも、最新鋭のものが開発され世に出た途端にそれをベースに開発が進められることになりますので、その最新鋭の機器が一番古いものとなってしまうという見方が必要だと、私は考えています。物事の完結、完成は終わりではありません。次に向けての始まりです。