最後の授業
語学研修の最終日を迎えました。いつもの様に午前中は授業、午後からはアクティビティーでデープシー・フィッシングに出かけました。
風も穏やか快晴の日和で、釣りをするには最高の条件でした。赤土と緑のコントラストが鮮やかな海岸縁を見ながら紺碧の海に白波をたてて疾走する船は爽快でした。3隻の船に分かれての釣りです。釣果に少し差はあったようですが、みんな満足していたようです。
学校へ帰ると修了式の用意がされていました。全てのホストと学校関係者が集まり、ミュージカルにでている子どもたちがお祝いの演奏やダンスに駆けつけてくれるといった「ハプニング」のなか、修了式が行われました。私と生徒代表のスピーチの後、先生から全員に修了証書、「アンとギルバート」からは記念品が贈られました。その後、PEIでの活動の様子がプロジェクターで上映されました。数々の思い出と共に先ほどのフィッシングの様子が既にDVDに納められていました。現場で撮った写真をWi-Fiで送信し私たちが帰るまでに編集作業を済ませていたようです。
修了式が終わり家へ帰る姿は、ホストファミリーにすっかりとけ込みごく自然な様子でファミリーの一員となった様に感じさせられるものでした。あすは終日ホストと過ごす一日となります。10年前にこの研修でホームステイを経験した本校の卒業生から託された写真と手紙を当時のホストに手渡したところ、それを読む目には涙が溢れていました。お互いにどのような感動を共有できるのか、残り少なくなったホームステイを楽しんでほしいものです。