夏休み最終日
過ぎてみれば短いものです。きょうでほぼ一ヶ月あった夏休みも終わりです。今年の夏、とりわけ8月は週末毎に雨が降り、しかも局地的に豪雨となって土砂災害などを引き起こす異常気象でした。雨の降り方に象徴されるように、穏やかなゆっくりとした季節の移り変わりや変化がすっかり影を潜め、急激というか劇的に変化するようになったと感じます。
1ヶ月という期間は各自の課題を追求し成果を上げるには十分な長さです。学習においては、1学期に学習した内容の総復習も可能です。自分の興味ある課題の追求、得意分野の伸長もできます。また、学習習慣を含め生活習慣の改善や良い習慣作りにも十分な期間です。反対に、気持ちを張りつめ頑張ってきた1学期の生活がペースダウンし、折角築き上げた習慣も元に戻ってしまう期間にもなります。学習した内容や記憶した事柄も復習しなければ忘れてしまいます。いずれにせよ、各自がどのように夏休みを過ごしたかが、明日から始まる2学期に現れることになります。
明日は早速実力考査や模試があります。夏休みの努力の成果が問われることになります。努力や練習は嘘をつかないといわれます。すぐに結果や成果が現れなくとも、必ずどこかで現れます。結果に捉われ、ここで努力をやめてしまえば、それこそ「元の木阿弥」です。一方、心ならずも、不本意な夏休みを過ごした人にとっては、「ああしとけば良かった」、「こうすべきだった」など反省も大切ですが、気付いた時が「出発点」です。今までの分を取り返す覚悟と決意があれば、それこそ急激に劇的に現状を改善することも可能です。いよいよ大きく変化が現れる2学期が始まります。