2学期がスタート
いつの間にか「立秋」も過ぎ、これを境に夏の暑さが次第に和らぐといわれている「処暑」を迎えています。例年ならまだまだ残暑が厳しい地蔵盆の頃ですが、天候不順な今年はなぜかピッタリくるようです。ヒグラシにツクツクボウシの鳴き声が夏の終わりを告げています。昨日の大雨は止んだものの生憎の天気となり、きょうの始業式は放送で行うことなりました。今年は曜日の関係で例年より遅い2学期のスタートです。
2学期は9月第一週の週末に行われる文化祭を皮切りに多くの行事が予定されています。このところ毎年の行事となっているスコットランド生が10月に来校します。11月にはドイツのオルデンブルグからヘルバルト・ギムナジウムの生徒がやってきます。こちらは隔年の来校となっていますが、今年がその年に当たっています。学習においても一年間の学びの中核をなす時期になります。テストや模試も沢山あります。なんと言っても高校3年生は大学受験の本番を迎えることになります。生徒だけではありません。保護者も親睦「バスツアー」や秋の文化講演会などPTA活動が活発になります。
また、来年度の中学生や高校生を迎え入れる為の入試説明会もこの時期にピークを迎えます。入試は、その学校の教育活動がどう評価されれているかが問われる「究極の外部評価」だと私は考えていますが、これも2学期の取り組みが大きく影響します。春から夏にかけ準備してきたものや取り組んできたことの成果が現れる「実りの秋」、「学びの秋」を生徒ともども迎えることになります。