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様々な取り組みが実を結ぶ「実りの秋」に

 早いもので、9月も半分が過ぎました。2学期の大きな学校行事である文化祭も終わり、日常の学校生活に戻りました。これから年末にかけての期間は、今年度の学習活動、学びの成果がどのようなものになるかを決定づける重要なものとなります。授業やこれから行なわれる諸行事のひとつ一つがその実践の場となってきます。
 「Hibari SPP」の先頭を切って行なわれたテーマA「航空機の先端技術」に続いて、テーマB「食品添加物の科学」やテーマC「生物多様性」の準備も進められています。これらの取り組みはいずれも中学1・2年生の有志が行なうものですが、内容は遥かに高度で専門的なものになっています。しかし、昨年度の取り組みや今年度のテーマAに参加した生徒の様子からは、生き生きとして意欲的に取り組んでいる姿がみられました。「知りたい」、「学びたい」といった欲求は、たとえ高度な専門的な内容であっても、それに食らいついていこうと意欲的になる原動力であることを実証したものとなりました。環境大使も然り。この連休中に篠山畑作体験に出かけ、広葉樹が保水力を高め災害を防ぐことや温暖化により米の品種改良が必要になってきていることなどの話を聞くとともに畑の整備、下草刈りや枝打ち体験などをしてきました。
 これらの活動とともに、何と言っても日常の授業が学習活動の基本となり大切なことは言うまでもないことです。1時間1時間が生徒の知的好奇心を刺激し、より深い学びを追求していくものとなるように工夫していく授業研究・授業改善は必須課題です。きょう行われた数学科の研究授業もそのための取り組みの一つです。互いに授業を高め合う風土は学校の命です。
 様々な取り組みや実践が実を結ぶ「実りの秋」としたいものです。