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御嶽山噴火

 「♪木曽のナー なかのりさん 木曽のおんたけさんは ナンチャラホーイ 夏でも寒い ヨイヨイヨイ」。木曽節に唄われる御嶽山は長野県と岐阜県の県境にある3,067mの火山です。古くから山岳信仰の対象の山とされてきました。その御嶽山が昨日の昼ごろ噴火しました。天気もよく、紅葉も見頃にさしかかっている頃で多くの登山者があったようです。そこへの突然の噴火、意識不明者や負傷者が多数でていると新聞は報道しています。7年前の小規模噴火以来だそうで、何れも水蒸気噴火とされています。自然の猛威を知らされた思いです。
 一方で、きょうの正午過ぎ、晴れ渡った青空のなかで、月が土星を横切る「土星食」がおこっています。肉眼では見ることができませんが、国内では7年ぶりに観測されたようです。また、明日、明後日と日の入り後の南西の低空には、細い三日月に火星、土星、さそり座の1等星アンタレスが接近します。秋晴れの良い天気が続けば街中でも観察できるかもしれません。この細い月も10月2日には上弦の月、10月8日には満月となり皆既月食が見られます。国立天文台の予報によりますと、宝塚市では午後7時25分頃には皆既食が始まり、8時頃に食が最大となり8時25分頃に皆既食が終わるとなっています。約1時間の天体ショーです。
 広大な宇宙空間に広がる月、火星、土星などの動きは正確に予測できても、火山活動など地球内部の動きの予測が現状では困難です。自然の奥深さには驚かされます。