中学生は演劇鑑賞と環境講座
きょうの午後は中1・2年生が『海賊、森を走ればそれは焔……-九鬼一族流史-』演劇鑑賞のため塚口ピッコロシアターへ出かけました。また、中学3年生は沖縄研修旅行の事前学習と環境講座かねて、美ら海水族館から、沖縄美ら島財団総合研究センターでサメやエイの研究をされている佐藤圭一先生をお招きして、「沖縄の海と自然について」の講演会を行いました。研修旅行で美ら海水族館を訪れることになりますが、その時の見学のポイントや見方、感じ方も変わったものになると期待しています。佐藤先生は3年前から事前学習にお越しいただいています。先輩たちもお世話になった先生です。
中学校の全学年とも午後は普段の授業とは違った学びの場となりました。日々の授業を基本としながらも、それぞれの分野で活躍されている専門家や研究者の方から学ぶ機会を効果的に取り入れていく、「本物の学び」の一環としての取り組みとなります。学年毎や今回のように複数学年共通、または中学や高校といった校種ごと、あるいは有志と様々な形態で実施しています。これらの機会を通して将来の進路や学びの課題を見つけだす生徒も出てきています。
中学3年生は11月になると、3泊4日で沖縄への研修旅行へ出かけます。学校を離れての学びとなります。現地へ出かけないと分からないこと、現地だからこそ理解が深まることなど沢山の出会いや経験を積むことになります。目の前を流れる美しい風景や自然からその背景にある歴史や変化する自然環境などへと関心が深まる研修旅行となることを期待しています。