数学検定 第122号
2月17日(土)数学検定試験を校内実施いたしました。本校では認知度の高い漢字検定、英語検定は全員受験ですが、認知度が低かった数学検定を数学科の先生方から希望で実施しようということになり、継続したものになっております。そこで、漢字、英語、数学の3つをトリプルクラウンとして表彰するようにいたしました。
今年は、中1から高3まで5級から準1級までの272名(昨年202名)の受験がありました。
検定協会のホームページによりますと
1次:計算技能検定、2次:数理技能検定の区分あり、下記のおおまかな検定級が示されております。
1級 大学程度・一般
準1級 高校3年程度(数学Ⅲ程度)
2級 高校2年程度(数学Ⅱ・数学B程度)
準2級 高校1年程度(数学Ⅰ・数学A程度)
3級 中学校3年程度
4級 中学校2年程度
5級 中学校1年程度
このような検定試験は、学習指導要領の配列とは違った無学年の学びを進めるものであり、自らの意欲や関心によってどんどん勉強できるものです。また、外部の公的な検定によって客観的な自らの力を知ることもできます。
本校のような中高一貫校においては、教員も6か年を見すえて指導していますので、中学高校の内容といった制約を受けることなく、個別に高いレベルに挑戦することができます。学びを進めたい人は担当の数学の先生に相談し、学習方法を提案してもらって下さい。
今回の受験においては、高校生の受験者が増えました。先取り学習の関係もあり、上記のレベルよりも1~2段階上を挑戦している人が多いようでした。1月模試において、高1数学が好成績であったことが影響しているのかもしれません。
数学検定では未達のトップクラウン(高校1級、中学準1級)受賞者が出ることを願っております。