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2009年12月26日

リスニングのすすめ

リスニング試験対策をどうしたらよいかと悩んでいる人が多いようです。センター試験でも50点も占めており、中には二次試験でも出題されるところもあります。
お勧めのサイトがNHK「ニュースで英会話」です。テレビ・ラジオでも放送していますが、『NHKの番組HP』でもバックナンバーなら音で聴くことができます。さらに、英文もついており、難しい言葉は説明があり、日本語訳もあり、復習のテストまでついています。入試対策というより、英語の実力養成という意味で、一度お試しください。
1/3(日)昼12時30分からラジオ第二放送で、これまでの放送の中から反響の大きかったもの6本を連続で再放送するとのことです。聞いてみては、いかがですか。

2009年12月24日

English Diaryのすすめ

英語の力を伸ばそうとして、何か良い方法がないかとお考えの皆さんに、一つ提案したいことがあります。English Diary、つまり、英語で日記をつづってみてはいかがでしょうか。
高校1年生では、冬休みの宿題として、この学年が中学のころからEnglish Diaryを行ってきました。『学年のブログ』で、2年前の中学2年生の時の文章を紹介しております。毎日、日記として英単語・熟語・構文を駆使して文章を書くと、かなりの英作文の練習になります。
高校2年のあるクラスでは、学級日誌に日直が英文でコメントを書き、担任が英語で返事を書く取り組みを行っています。このような、コツコツとした取り組みが、実力をつけていきます。
英語を身近なものにする、このような試みを、一度試してみてはどうでしょう。

2009年12月17日

国際科卒業生2名来校

昨日の午後、6年前に国際科を卒業したOBが来校しました。
一人は、「海外で日本語を教えたい」という夢を持ち、外国語大学日本語学科へ進学し、現在は、本校で学んだスペイン語を生かしてメキシコで日本語を教えています。メキシコ土産のテキーラ入りチョコを持ってきてくれました。しばらく日本に滞在し、再びメキシコへ戻り日本語を教えるそうです。
もう一人は、本校で中国語を学び、外国語大学中国語学科へ進学し、ホテルで働きながら中国人のお客さんが来たら中国語で応対しているそうです。
両名とも、本校国際科で学んだことを生かして社会で活躍しており、とても嬉しく感じました。
この春で国際科は幕を閉じましたが、本校で培ったものが着実に実を結んでいることを、改めて感じさせられました。
他の卒業生の皆さんも、いつでも母校を訪れてくださいね。歓迎いたします。

2009年12月16日

中学英語暗唱大会を開催

本日の5・6限、中学の英語暗唱大会が行なわれました。この大会は1971(昭和46)年に始まり、今年で38回目となりました。

初めのころは、ESS部主催の行事で、発表者以外は自由参加であり、土曜の午後に行なっていたため、聴衆もわずか数十名でした。その後、英語科主催で授業時間を割いて全中学生が参加する大会と発展していき、本校の伝統行事の一つとして毎年この時期に開催しています。 

今年は、各クラスから選ばれた中学1年生10名、中学2年生8名、中学2年生8名の計26名が発表しました。

まず、中学生全員が各学年の指定課題に約2ヶ月もの間取り組み暗唱しました。それぞれの学年の題目は、
1年生・・「Happy Christmas(War is Over)」
2年生・・「Sound of music」
3年生・・「I have a dream」です。
そして、全員が暗唱した中で各クラスの代表を選出し、今日の大会を迎えました。

出場者にとっては、生徒や先生、保護者等合わせた約500名の聴衆の前で、しかも英語で発表することは初めてという人がほとんどだったことでしょう。しかし、一人ひとりが身振り、手振りをまじえながら表情豊かに堂々と発表を行ないました。

ここまで暗唱した努力は、発表した代表の生徒のみならず、全部の中学生にとって大きな財産になることでしょう。

今の国際化社会の発展に伴い、語学力・プレゼンテーション能力が一層重要になってきます。中学・高校生活を通じてこれらの力をしっかりと身につけていくよう、がんばってください。

次の英語科主催の行事として、1月23日の英語検定があります。中学3年と高校2年は全員受験、それと高校3年の有志が受験します。合格目指して、しっかり準備しましょう。

2009年12月11日

留学生レベッカさんの絵画が大丸で展示

11/23付のこの欄で、留学生のレベッカさんが絵画を描いていることを掲載しましたが、この絵画が、神戸大丸で開催される「兵庫県小中高絵画展」で展示されます。
神戸大丸のHP』にも掲載されているように、日時は12月26日から30日、場所は9階特設会場です。どうぞごらんください。

2009年12月10日

短期海外留学報告

今日、地理の授業のスピーチの際に、この夏1ヶ月ニュージーランド(NZ)に短期滞在した生徒が、クラスの生徒を前に報告をしてくれました。
NZ最大の都市であるオークランドに滞在し、昼間は語学学校で学び、ホームステイして暮らしました。
ホストファミリーが、マレーシア系の方なので、料理も東南アジアのものが多かったそうです。タイ米のぱさぱさしたお米と薄味のスープやソースが出て、ご飯にかけて食べるものが一般的だったとのことです。また、肉は鶏肉がメインだったようです。
多文化共生の国なので、ホームステイしてもアジア系やアフリカ系など、さまざまな家庭があります。そのことを、念頭に置く必要があります。予め、ホストファミリーのプロフィールがわかる場合、どこの国出身の人かわかれば、ホストの出身の国がどんな料理か、調べていくのも良いでしょう。
留学して、食事で困る人がしばしばいます。そもそも、食べ物に柔軟に適応できる人でなければ、海外での滞在はできません。「まずい」は禁句です。食べられないなら、いらないことを伝えれば構いません。地元の人はその味で食べているので、グルメツアーに行っているのではないことを、念頭におかねばなりません。
7月にNZへ行ったところ、向こうは南半球なので、かなり寒かったそうです。地元の人は慣れているせいか、半袖の人もいたそうですが、真夏の日本から行くと気候への適応も「一つの勉強」です。ただ、日本から服を買って行かなくても、地元で調達するのも、ショッピングの学習になるかもしれません。
風呂は、シャワーのみのところと、バスタブのあるところがあります。電気温水器でお湯をわかしている家庭の場合、たくさんお湯を使いすぎると、他の人のお湯がなくなるので、5分でシャワーを使うよう言われたそうです。なるべく短時間で体を洗う必要があるので、気をつけましょう。
外国に出てみて、初めて日本のことがわかる部分が多いと思いますが、広い視野を身につけるためにも、海外に出てみるのは大きな体験になります。検討されている方は、参考にしてください。