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1年留学生の報告 ~カナダ~

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今年の夏からカナダに1年留学している生徒です。

 Canadaに来たのが8月で気づけばもう10月です!日本はそろそろ寒くなってくるころですか?Quebecは朝と夜は息が白くなる程度にさむいです。でも学校の中では半そでの人がいっぱい。ちょっと気をうたがいます。ほんとうに月日が早くすぎてゆくと感じます。 前より友達も増えて、英語も仏語も理解できるようになってきて、もっと自分に厳しく、という考えを常に忘れないようにしないと、すぐに怠けてしまいます。
 学校にも慣れてきて、ホストファミリーとも本当の家族みたいになりました。毎日充実しているし自身の語学の成長も少しづつですが感じています。best friendと呼べる友達もできて、たくさん友達もできて...
最初の頃には想像もできなかったことが現実になっていて驚きです。でも手に入れると、もっと傲慢になってしまいます。初心の感謝の心と、この留学の目的を見失わないように、努力をおしみません!

 異国の地に来て、留学生活で現地の友達を作ることは私たちにとってとても大切なことですが、簡単なことではありません。私は他の留学生に比べて英語もフランス語もへたくそです。でもcanadianの友達がたくさんできて、今ではジョークを言い合って笑えるレベルにまで仲良くなれました。留学生の友達とも、最初はやはり人種的な問題や、言葉ができないことで壁を感じていたけど、みんな私が言語が苦手ということを把握した上で、とてもやさしくしてくれます。今、私のまわりにいる様々な国の友達はとても心のきれいな子ばっかりです!
 他の留学生の友達はまだ現地の友達を作れていない子が多いそうです。まだフランス語をちゃんとはなせないし...学校の人は冷たい。とみんな言っていました。でも、言葉なんて関係ないんです。私はすごく、人間関係で努力しました。うれしいときはもちろん、つらくても、悲しくても、いつでも笑顔をkeepしようと決めました。暗い顔の子とは仲良くなろうとおもってもらえないだろうとおもったからです。
そしていつでも自分より、他人のことを考えようと思いました。これは私の母が昔から私に言ってくれていたことです。この2つを持続するのは簡単なことではないけれど、でもこのおかげでたくさんの本当の友達ができました。人種だろうが、言葉だろうが、人間関係でそんなこと関係ありません。相手を想い、感謝できる気持ちが、人と人を繋げてくれるのではないかと気づけたと思います。このことを小さい時から教えてくれていた私の親に、たくさんのありがとうを伝えたいです。

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 留学とは、語学を学ぶことだと考えるひとが多いと思いますが、最近それは間違っていたなと気づきました。たしかに私はフランス語を高校生のうちに本場で学びたくて、自分を成長させたくてここに来ました。でも今学んでいることはそのことだけではないし、たくさんの日本では考えなかったことを考えるようになりました。人間関係のこと、国際関係のこと、人種差別や、各国々の人柄のこと...そして自分の将来のことです。そして気づいたことも言いたいのですが、長くなってしまうのでまた次回にしますね。たくさんの事に気づいて、新しい考え方が発見して、もっともっと大きな、大人な人間になれたらいいなと思います。母のような大きな心を持って、父のように尊敬される様な人になりたいです。

文章もめちゃくちゃだけど、最後まで読んでいただけたら幸いです。寒くなってゆく季節に向けて、体に気をつけて、日本の生活をおすごしください。Quebecは本当にー30になるそうです。私も体調管理がんばります。それでは!

添付した写真は学校のカーウボーイフェスタの時の写真、友達との写真、カナダの風景の写真です。