1年留学からの報告 ~オーストラリア~
現在高校2年に在籍する生徒から報告がありました。今年の12月までオーストラリアに留学しています。
こんにちは。雲雀のみんなは元気ですか?日本はすっかり秋になり肌寒くなっているでしょうか?
オーストラリアは夏になり、ショッピングモールはすっかりクリスマスで埋め尽くされています。
そしてオーストラリアでの最後のHolidayももうすぐ終わりです。ホリデイはホストママの仕事の手伝いをいっぱいさせてもらっています。ピエロになって公園を回ってジャグリングをしたりショッピングモールでキャラクターの着ぐるみを着たり、小さい子に折り紙を教えたりしています。みんな一生懸命に折ってくれて、最後に鶴の羽を広げた瞬間のあの笑顔は私の一生の宝物です。
オーストラリアは多国籍文化で学校はアジア系が多くて留学生として扱われることが少ない。と散々言われて日本を発ったのですが、私の学校は全く多国籍ではなく、日本人の私は目立っています。そして、悲しい事に日本人の私に対する差別、というのも見られます。アジア人は嫌いだとか、他の学校に行けばよかったなど言われることも少なくはないです。未だに残る差別というより、今になり大きくなる言葉になってるのかもしれないです。それ以前に差別という言葉が、特定の人に対して、不当な扱いをするという意味になったのは最近ではないんでしょうか?
そして、私自身も外国人=白人という考えをしていました。しかし誰であっても、彼らが私と仲良くしてくれるなら、私が彼らと仲良くしたいなら、別の人として、区別をする必要はなく友達は友達です。もし、彼らが私たちアジア人を嫌っているなら、差別をしているなら、私は差別をする人を、差別する人という目で見るでしょう。そういう事が身近に起きる中、私を受け入れてくれるホストファミリー、友達、先生たちに本当に感謝しなければなりません。海外で一生の友達が作りたい。という小さい頃からの夢。楽しい生活だけでは見つけられません。こういう、少し悩まないといけない経験もあって、一生の友達という人たちが見つけられるのでしょう。
あと2カ月弱という短い期間、帰国した時にみんなに話したい事をもっともっと増やして、楽しかったー。というコメントだけで帰らないよう頑張っていきたいです。