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『幸せのちから』より名言

今日が、各学年最後の授業日でした。

Time flies.
(時が立つのは早いですね)

中3では、ある映画のセリフを紹介しました。
生徒にはどういう意味なのかを考えてもらいました。

『The Pursuit of Happyness(わざと、スペルミスです。正しくはhappiness)』、日本語の映画名は『幸せのちから』です。

実在するクリス・ガードナー(Chris Gardner)の半生をもとに描かれている映画です。詳しいお話は映画で見てください。

クリスは仕事がうまくいかず、バスケットボール選手になりたいという息子に向かって「お前はバスケットボール選手なんか向いていないから、諦めろ。」と言います。息子は「わかった。」とうつむきました。クリスは少し黙りこみ、その後のこう言いました。(話し言葉なので文法的に間違っていても原文そのままなのでご了承ください。)

Hey. Don't let somebody tell you you can't do something. Not even me. All right?
You got a dream... You gotta protect it. People can't do something by themselves, they want to tell you you can't do it. If you want something, go get it. Period.

let + O + 動詞の原型:Oに動詞の原型〔やりたいことを〕させる、させてやる

例) I'll let you decide. ((直)私はあなたに決めさせる。/あなたが決めて。お任せします。)

gotta: ~しなければならない。(普段、話す時に使う表現で、(have) got toの省略。)
protect~:~を守る
by oneself:自分で、独力で、一人で
go get it: go and get itもしくは、go to get itのandかtoが省略した形

訳)おい。誰にも「お前にはできない」となんて言わせるな。私にでもさえだ。わかったか。
お前には夢がある。それを守らなければならない。自分でできない人が、「お前にはできない」と言いたがる。欲しいものがあるのなら、取りに行け。それだけだ。

日本語にすると、その英語の表現の雰囲気が伝わりにくいような気はします。英語そのままの表現でわかるようになればばっちりですね。