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ニュージーランド研修59

ニュージーランド研修を終えて、参加者から感想が届きましたので紹介します。

「New Zealand での生活」

朝の6時頃、ぱっと目が覚める。外はまだ日が昇っていなくて、薄暗い。前の部屋で、ホストマザーが起きる音が聞こえる。ドアをあけて「 Good morning.」と挨拶をする。こうして、私の1日が始まる。る。

1週間目と2週間目はEnglish Language Schoolに、3週間目は現地の学校に通った。もちろん、全て英語の授業でとても難しかった。Language Schoolでは、他の国の人達と 議論したり、話し合ったり、協力したりなど話す力を身につけた。現地の学校では、たくさんの友達を作った。みんな、親切で気さくな人ばかりで、会話も弾んだ。

家に帰ってからは、リラックス。ホストフ ァミリーとテレビを一緒に観て、今日の出来 事を話し、至福の時間を過ごす。私のホストファミリーは60歳くらいのおばあちゃんが1人暮らししている家庭だった。でも、隣の家に娘さん一家が住んでいたので、いつも賑やかだった。みんなで遊んだり、バーベキューをしたりした。最初は、ホストマザーが何を言っているか聞き取れなかったが、そのうちに自然に分かるようになった。理解できない私に、根気強く接してくれた、ホストマザーには感謝でいっぱいだ。ホストマザーは私を、マウント・マンガヌイやホットプールに連れていってくれたので、週末はいつも充実していた。

学校が休みの日には恵子さんに連れられて、ロトルア観光やオークランド観光、乗馬やボ ーリングもした。中でも、ロトルア観光で見 た、マオリのコンサートと羊のショーはとて も心に残っている。マオリのコンサートでは 皆さんご存知の「ハカ」をみた。実際にすぐ近くで見ると、すごい迫力で圧倒された。もともと、マオリは、台湾が分裂し、ポリネシアの1つの島となり、ここに住んで人がニュージーランドにわたってきた、という説もあるそうだ。実は、マオリ語と日本語には共通点がある。それは、母音と子音が交互に入っていること。このため、マオリ語と日本語は音がよく似ている。私は、現地の学校で、マオリ語の授業も受けたが、マオリ語の単語はすべて、ローマ字読みができ、親しみやすかった。もしかしたら、意外なところで、日本とマオリはつながっていたのかもしれない。羊のショーは、舞台の上で羊の毛刈りをしたり、羊の種類の紹介を聞くなど興味深い内容だった。

今回の研修は、私にとって、すばらしい経験になったと思う。実際にホストファミリーと3週間暮らすことで、ニュージーランドの生活を体験した。これは、本やインターネットの知識だけでは理解できないことだ。また、現地の友達もたくさんできた。私は、毎日、その人たちとメールのやりとりをしている。メールのやり取りは、毎回が新鮮だ。「こんな言い方があるんだ。」と勉強になる。そして、もっと英語を勉強しようと思う。これからも、この研修を忘れずに、自分のEnglish skillを磨いていきたい。

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