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ニュージーランド研修69

NZ研修を終えて感想が届きましたので、紹介します。

「NZ研修を終えて」
 成田からオークランドへ向かう飛行機内、まさかの知らない人の隣で緊張しながら11時間弱、終わっていない自己紹介カードを仕上げたり、学校の宿題を少しやってみたり、睡眠もとらなくてはと焦りながら私のニュージーランド研修がスタートしました。
 ハミルトンへ到着し、3週間通うワイカト大学へ向かい、そこでホストマザーに会いました。そこから人生初の英語生活です。最初の1週間はすべてが新しいことばかりで、しかも英語も聞き取れないことが多く、伝えることもできず、とても不安でした。しかし、2週目、3週目と徐々にニュージーランドの生活や英語にも慣れ、とても楽しい時間を過ごすことができました。
 日本とニュージーランドの違いを最も感じたことは、「ゆとり」です。私のステイ先では、毎晩9時になると“Good night!”と言って寝てしまします。日本では日々のやらなければならないことに追われ、眠るのが深夜になることが普通になっているので、この健康的な生活はとても魅力的でした。日曜日は何時まで寝ていてもいいよ!と言われ、 ゆったりとした休日を満喫しました。靴を脱がないことも知っていましたが、本当に脱がずに家に上がり、絨毯を踏むのは勇気がいりました。
 大学では、中国や韓国から来た大学生と一緒に授業を受けました。だんだんと打ち解けて話せるようになってくると、自分の住む町の話や食べ物の話で盛り上がりました。中国ではアヒルの血を固めた豆腐のような食べ物があるそうです。外国の友だちをつくることができて、自分の世界が広がったなと嬉しく思っています。せっかくつながったので、これからもたまに連絡しようと思います。
 休日は、友だちと一緒に、自分のホストファミリーや友だちのホストファミリーにも動物園やビーチに連れて行ってもらいました。動物園はとても広くて動物たちが生き生きとしていました。目の前でキリンやチーターを見ることができました。ビーチにはたくさんのきれいな貝殻が落ちていました。釣りをしている人もいました。
 心配していたニュージーランドの気候ですが、冬なので朝は0℃になって寒い日もありましたが、意外と暖かい日もあり、現地の人たちは半そでシャツにサンダルだったりしました。お店にも夏服がたくさん売っていて日本では季節のものが主流なので驚きました。
 最も大変だったことは、ファストフード店での注文です。きちんとセットと伝えてお金も払ったはずなのに、単品だけ渡されてしまったり、友だちが買ったポテトは明らかに少なかったりということがありました。その時は何も言えませんでしたが、それでも、回数を重ねるうちに注文にも慣れてきて少し余裕が出てきてトラブルも少なくなりました。
 ホストファミリーとの会話はだんだんと聞き取れるようになり、話すこともできるようになりました。始めの頃と比べると会話力も成長し、またとても貴重な体験ができて本当に研修に行ってよかったと思います。

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