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子宮頸がん予防ワクチン接種の助成制度について

過日、中学生と高校1年生の女子の皆さんに「子宮頸がん予防ワクチン接種の助成制度について」のお知らせを配布しました。ご家庭でご一読いただきますよう、お願いいたします。
 
 子宮頸がん予防ワクチンの接種(任意接種)については、国のワクチン接種緊急促進事業に関連して、各自治体が費用助成を進めているところです。(*公費負担のない場合の費用は、計3回で5万円前後ほど。)神戸市と宝塚市に在住のお子様へは、先日、保健所からのお知らせ用紙を配布いたしましたが、その他の地域にお住まいの方も、既に助成や無償化が始まっている所もあります。各自治体によって助成金額や対象年齢などが異なりますので、お住まいの地域の広報などでご確認下さい。


子宮頸がんとは、
子宮頸がんは女性特有のがんで、日本では年間約8500人が発症し、その発症は20~30代から急増しています。ほとんどの子宮頸がんは性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因となっており、がん発症の予防には子宮頸がん検診の定期的な受診に加えて、子宮頸がん予防ワクチンの接種を行うことが有効です。


助成制度の例(神戸市・宝塚市の場合)
■ 助成対象者等
ワクチンの種類・・・子宮頸がん予防ワクチン
助成対象者・・・・・・接種時に中学1年生から高校1年生に相当する年齢の女子
接種回数・・・3回
助成方法・・・市内の指定実施医療機関の窓口において、接種費用が無料になります。

* 高校1年生に相当する年齢の女子については、平成23年(2011年)1月から3月までの間に1回ないし2回接種された場合は、2回目ないし3回目の接種が高校2年生に相当する年齢になっても無料で接種が受けられます。

■ 標準的な接種方法と、助成対象となる接種回数
初回接種1回、初回接種から1ヶ月後に1回、初回接種から6ヶ月後に1回の計3回が標準的な接種方法となります。助成対象となる接種回数は、助成対象年齢の期間内に接種した合計3回までになります。なお、3回接種することで予防効果が得られるとされているため、きちんと最後まで接種することが重要です。


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