子宮頸がん予防ワクチンの接種(任意接種)については、国のワクチン接種緊急促進事業に関連して、各自治体が費用助成を進めているところです。(*公費負担のない場合の費用は、計3回で5万円前後ほど。)学校でも過日中学生と高校1年生女子にお知らせのプリントを配布しております。
さらに、国においてはこの事業を平成25年3月末まで1年間延長する予定で、そのため必要な予算審議が今後行われる見込みとなっています。(正式な決定時期は今のところ未定です)
予定として、現在高校1年生の女子については、平成24年3月末までに初回接種をしている場合に限り助成対象となる動きがあります。その動きを踏まえ、宝塚市に在住の高校1年生のお子様へは、保健所からのお知らせ用紙を配布いたしました。その他の地域にお住まいの方も、同様の条件に変更になる可能性がありますので、接種を検討される方は、お住まいの地域の広報などでご確認下さい。
☆★なお、子宮頸がんワクチンは任意接種(予防接種法に基づかない接種で、保護者の方の判断で接種するかを決めるもの)です。接種を検討される方は、医師とご相談の上決定ください。
子宮頸がんとは、
子宮頸がんは女性特有のがんで、日本では年間約8500人が発症し、その発症は20~30代から急増しています。ほとんどの子宮頸がんは性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因となっており、がん発症の予防には子宮頸がん検診の定期的な受診に加えて、子宮頸がん予防ワクチンの接種を行うことが有効です。
平成24年度の予定:宝塚市の場合(★マークの部分、正式決定時期は未定)
■ 助成対象者等
ワクチンの種類・・・子宮頸がん予防ワクチン
助成対象者・・・・・・新中学1年生から新高校1年生に相当する年齢の女子
★なお、新高校2年生に相当する年齢の女子については、平成24年3月末までに初回接種をしている場合、助成対象となる予定です★
接種回数・・・3回
助成方法・・・市内の指定実施医療機関の窓口において、接種費用が無料になります。
■ 標準的な接種方法と、助成対象となる接種回数
初回接種1回、初回接種から1ヶ月後に1回、初回接種から6ヶ月後に1回の計3回が標準的な接種方法となります。助成対象となる接種回数は、助成対象年齢の期間内に接種した合計3回までになります。なお、3回接種することで予防効果が得られるとされているため、きちんと最後まで接種することが重要です。