７月２８日（土）、２９日（日）の両日、大阪・森ノ宮にある府立青少年会館文化ホールで全国高校ギター・マンドリンフェスティバルが開催されました。このフェスティバルは、朝日新聞社と全日本高校ギター・マンドリン音楽振興会が主催し、文部科学省・大阪府・大阪市・ＮＨＫ等の後援で、毎年７月に開催されています。今年は実に３７回目を迎え、全国から５３校約２０００人が出場しましたが、本校のギター・マンドリン部は第１回から連続出場しており、過去には優秀賞をはじめ、市長賞やドイツ賞やスペイン賞を受賞する等、輝かしい成績を残しています。そして、何よりも誇れるのは数多くの学校の中で３７回にわたって連続出場しているのは、全国で本校だけということです。
　本校は２日目に出場したのですが、本校が出演するころには既に会場は満員になっており、熱い熱気に包まれていました。そして、難曲中の難曲と言われているミケーリ作曲『エジプトの幻影』を演奏し観客を大いに魅了ました。高校生と中学生合わせて３８名が息の合った素晴らしい演奏を行ない、見事に優秀賞を受賞しました。
　このフェスティバルは高校３年生にとっては、６年間のクラブ活動の総決算であり、終了後の部員達のミーティングでは、感激の涙を浮かべている部員の姿も見られました。
　そして、来場された保護者の皆さんや顧問の教員にとっても、胸にこみ上げるものがあったのではないかと思います。
　本校ギター・マンドリン部のさらなる飛躍に期待したいと思います。