環境教育 中学1年 環境講座
きたる12月15日(土)北雲雀丘の「きずきの森」にて、外来種の「ハリエンジュ」の水平根を除去し、在来種も生息する森を取り戻すための里山整備活動を行います。
活動に先立って、本日1限学園講堂にて、中学1年生220名対象で環境講座を開催しました。講師は、大阪大学大学院環境エネルギー工学専攻特任研究員で環境学博士の中澤暦先生です。「環境問題ってなんだろう―2つの事例から考えてみよう―」と題してお話をしていただきました。
内容は次の通りです。
1.外来種について
外来種とは何か。日本にやって来た経緯。外来種の種類。問題点。特にハリエンジュにおける問題点。
2.環境問題の考え方
「1本の木」(特にこぶしを見て)を取り上げ、キツネ・フクロウ・木こり・少女にとってこぶしはどの様に見えるか。「ねぐら」「材木の模様」などなど。生徒に考えてもらいました。
3.水問題を解決するには
世界の水事情やバーチャルウオーターについて紹介。水問題について、私たちができることにはどの様なことがあるかを生徒に考えてもらいました。
ゆっくりとした口調でかみ砕いてのお話でしたので、中学1年生にとってわかりやすいお話でした。