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環境大使 きずきの森保全活動

12月7日(日)、環境大使と担当教員とできずきの森へ行ってきました。
今回の活動は、きずきの森きずな会主催の自然観察会「植物(つる植物のクラフト)」への参加が主体です。クリスマスシーズン間近ということで、きずな会の皆様に教えていただきながらつる植物(アケビ・ノブドウ等)を利用してのリース作りを行いました。
まずはツル植物を選んで丸く巻いていきます。土台が完成したら、きずな会のみなさんと一緒に森へ入り、リースにつける材料を探しました。森を歩きながらリースの材料を探すと、普段見ている景色とはまた違って、高い場所や、地面など色々な植物を観察することができました。ヒイラギ・ミモザ・ヤマノイモ・カイズカイブキ・スズメノウリなどなどたくさんの材料を手に入れました。ちょうどシーズンということもあり、冬イチゴがたくさんなっていて、かわいらしさに感激しました。
森からもどると、いよいよ植物の特性を生かしたクラフト作り再開です。みんな上手にそれぞれのリースを完成させました。きずきの森で日常的に目にする植物を使って、作って楽しいだけでなく、じっくり観察して植物に興味を深める良い機会となりました。今年のクリスマスは手作りのリースを飾って、きずきの森のことを思い出し、環境への意識も高めていきましょう。

今は外来種をはじめ、植物の多くが眠りについている時期ですが、3月には、中学1年生全員による「きずきの森保全活動体験」も待っています。根抜き作業を行って、数の力と、意識の力を合わせ、きずきの森にみなさんの「新たなふるさと」を作っていって欲しいと思います。森の生態の変化が感じられるよう、これからも継続して活動をがんばっていきましょう。
きずきの森きずな会のみなさま、いつも生徒達をあたたかく支えていただいてありがとうございます。人と人とのふれあいを大切に、こどもたちの元気が地域の活性化につながっていけるよう今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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凍える森。氷も!           きずな会の方からリースの説明を聞きます。
                      クロマツ・アカマツのお話にも興味津々。
  
 
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つる植物を使います。           大きさを決めて巻きます。


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結構力が必要!             先生にアドバイスをもらいながら・・。


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まずは土台が完成。           リースの材料を探しに森へ・・。


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冬イチゴもたくさんみつけました。    拾ってきた材料で作業再開。  
 

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男子も上手ですね。            グル―ガンで木の実などをつけます。 


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完成!かわいいですね。          こちらはミモザをメインに。

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すてきなリースができました。


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きずきの森きずな会の皆様、ありがとうございました!笑顔満載☆

(以下大使感想)
・スズメノウリが可愛かった。細ーいツルも良い感じでした。
・冬イチゴは今年も美味。
・ツル性の植物は木を絞め殺してしまうと知った。
・リースは永遠の愛の象徴だそうです。もっと上手につくりたかった。
・ツルをまいて、紐をつけ、材料を集めてリースにつけた。完成した時嬉しかった。
・ツルを編んで丸くして、ミモザとフユイチゴとヒイラギなどを積んでリースを作った。フユイチゴは綺麗だけど腐ってしまうといけないのでリースにはつけられなかった。
・寒かったけどフユイチゴがおいしかった。露がついた葉がきれいだった。
・森の散策をしてリースの材料を集めてリースの飾りつけをした。
・リースの組たてが大変だった。土台が小さく見えても飾ると大きくなった。
・外来種は、見た目がかわいいものも多かった。
・うるしなどもあったので、何の植物か理解して植物に触れるよう気を付けたい。
・スズメノウリを初めて食べた。ほどよく噛むと味がでて珍しい体験だった。
・できたリースは自宅のリビングに飾っています。