高校男子硬式テニス部 試合結果
平成27年度兵庫県高校総合体育大会団体戦 (平成27年4月25日 於:明石城西会場)
以下のような結果となりました。
1回戦3勝0敗(VS猪名川高校)
S1 高3樽谷太郎 (6-1)
S2 高3中島 拓 (6-0)
D1 高3大川寛明 (6-1)
高3村田淳一
2回戦3勝0敗(VS市立伊丹高校)
S1 高3樽谷太郎 (6-3)
S2 高3中島 拓 (6-3)
D1 高3久保裕樹 (6-2)
高3王 許和
3回戦0勝3敗(VS明石城西高校)
S1 高3樽谷太郎 (0-6)
S2 高3中島 拓 (0-6)
D1 高3久保裕樹 (3-6)
高3王 許和
いよいよ58期生最後の団体戦となりました。9:00過ぎに会場である明石城西高校に到着。「今日で最後か」という想いに駆られ、妙な感慨にひたりながら初戦を迎えました。副キャプテンとして1年間頑張った大川、休まず練習に参加し、部活に情熱を注いでくれた村田がダブルスとして出場、危なげなく試合を終えました。S1・S2も完勝で乗り切り最高のスタートです。2回戦は市立伊丹高校が勝ち上がってきました。東阪神秋・春大会で顔を会わせ、少し余裕を持って勝利を収めていましたが、上位3~4名は力のある選手が揃っています。去年の総体ではよく似た状況で尼崎北高校に敗れているので少しプレッシャーがありましたが、落ち着いた試合運びで完勝でした。そして迎えた3回戦は強豪明石城西高校。「勝って当然というプレッシャーのある相手に対して、粘りに粘って揺さぶりをかけ、なんとか慌てさせよう」という戦略のもと、各選手が3年間の想いを込めプレーしてくれました。選手として1年間チームの軸を務めたS1樽谷、キャプテンとして全ての面でチームの柱であったS2中島はともに0-6というスコアでしたが、厳しい球にも喰らいつき、かなりの粘りを見せました。相手選手はかなりしんどい思いをしたのではないかと思います。D久保・王ペアは堂々と真っ向勝負を挑みました。狙って決めに行ったプレーも随所に見られ、このペアについては当初の戦略をかなり実現できたと思います。王は副キャプテンとして、またダブルスの軸としてフル回転でした。久保もシングルスにダブルスに厳しい所で活躍をしてくれました。4選手とも「簡単には終わらせない」という強い気持ちを最後まで切らせることなく逃げずに真っ向勝負をしたこと、本当に素晴らしかったです。多くのドラマを生んできた58期生ですが、平成27年度兵庫県高校総合体育大会は最後の団体戦にふさわしい最高の試合となりました。後に続く後輩たちに大きな財産を残してくれたように思います。また応援の面でも人数での劣勢を、一人一人の気持ちでカバーしていました。特に試合に出ていない高3生が声を振り絞って必死に応援してくれていたことが本当に嬉しく、大きな感動を与えてくれました。負けはしましたが、レベルの違う強豪との応援を含めた戦いを通して「本物の学び」ができたと強く感じます。この58期は新人大会では相生学院高校、そしてこの総体では明石城西高校という県内屈指の強豪校と対戦でき、本当に幸せだったと思います。試合での実績という面では特筆できるものはあまりありませんが、内容のある素晴らしい部活動をすることができました。色々と想いでの多い期になったように思います。明日5月2日(土)から総体個人戦が始まります。58期生にとっては本当に最後の試合です。想いを込めて試合に臨み、3年間のクラブ活動の良き思い出をさらに重ねてほしいです。