朝6時出発の予定が5時45分に出発できました。これは前回の反省を生かし、各自が起床時間を守って集合するだけでなく、班長が班員の部屋を訪れ起床を確認しあったということも見逃せないことだと思います。
きれいな朝焼けの中を空港へ向かいました。予想通り空港は早朝にもかかわらず大変な人出でした。手際よくチェックインを済まし手荷物検査へ向かいました。なかなか厳しい検査の中、ちょっとした不注意もありましたがほとんどうまく済みました。後はカルガリーを経由(約5時間30分)してバンクーバー(約1時間30分)へ、そこで国際線に乗り換え関空(約10時間)へと向かうだけです。カルガリーへ着く手前できれいなカナディアンロッキーを見ることができました。
バンクーバーから国際線が予定通り出発、到着予定時間よりも早く15日午後4時前(日本時間)に着きました。今日は朝6時前(日本時間14日午後6時)から約22時間かけて移動したことになります。荷物も全員確認でき簡単な解散式を行いました。
けが人、病人、事故や事件にも巻き込まれず、天候にも恵まれすべての予定していたプログラムが実施できたことは全員の協力のおかげで成しえたことです。旅行団としては大きな成果を挙げたといえます。今まで研修旅行に参加した人たちの中から学園や学年のリーダーが育っていますが、今回の参加者の中からも出てくれると確信しています。
次に自分はどうだったかという反省も是非してほしいと思います。うまくいかなかったり、失敗したからだめだったという単純な反省ではなく、なぜそうなったか、それを繰り返さないようにするにはどうすればよいか、というところまで掘り下げていけばそれは大きな財産になります。
各自の反省のチェックポイントの例
① 自分でスケジュールや行動の判断ができたか
② 自分の荷物や持ち物、健康の管理ができたか
③ 自分のことだけでなく周りの状況を考えて行動できたか
④ 自分だけでなく周りへ声かけや指示ができたか
⑤ 仲の良い人だけでなくいろんな人と関わりを持とうとしたか
⑥ 新しいことにチャレンジしたか
⑦ 課題や目標が見つけられたか
最後に今回の研修旅行を支えていただいたホストファミリーの方々、ヘレンさんをはじめとしてスタディ・アブロードカナダのスタッフの方々、マイツァーズの熊代さん、研修の機会を与えていただいた保護者の方々に感謝の辞を述べてこの研修を終わります。