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国公立大の場合

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 同じ後期日程でも,国公立大の場合は事情が異なる。
その1 前期日程の結果を見てから出願することができない。
その2 国際教養大を除いて,国公立間の併願はできない。
 この結果,前期(または中期)で合格した者は大抵,その時点で入学手続きをし,後期試験を受験しない(もちろん,受験してもよいが,選考から除外され,点数がいくらよくても合格にはならない)で欠席する。このため,欠席率はどうしても高くなり,例年約50%である。
 後期の志願倍率は,募集枠が小さい分,見かけ上高倍率になる。しかし,実質倍率は欠席率を考えるとその半分ぐらいであろうか。結局のところ,数字上は前期とさほど変わらず,むしろ受験者の内面の変化,諦めない気持を持ち続けているかどうかの違いだけではないかと思う。

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