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これから始まる後期日程について

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私立大入試は前期日程の合格発表のあと,後期日程が始まる。
ところが,後期は人数調整のためにあるから,募集人数も少ないし,どうせ難しいもんだと決め込んで諦めてしまっている人が意外に多い。確かに,後期日程の募集枠は前期に比べて小さい。だから,難しい・・・・・・・これって本当?
 下表を見て欲しい。これは,昨年度の京都産業大学後期日程結果である。「合格者数」「割増率(合格者数÷募集人数)」がいかに大きいか,見て取れるだろう。多少倍率の変動はあるが,概ね前期日程と変わらない。決して,募集枠が小さいからチャンスも小さいのではないのだ。特に,理工系学部の割増率は文系学部に比べて大きくなるようだ。
もちろん,すべての大学の後期日程が同じ状況とは限らない。本当に,人数調整によって募集枠より少なく合格者を絞っている大学もある。また,本年が昨年と同じ採り方をするかどうか,はっきりとした情報がない。

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 肝心なのは,最後までやり通せる根性があるかどうか,である。当たり前なのだが,諦めれば,そこまで。それ以上新しいものは生まれない。だけど,やってみれば,結果がついてくる。
 それより,ここまでやり続けられたことに大きな自信と誇りを持って欲しい。それは明日に繋がる大きな財産だと思う。
 以下に,主な大学について,2006年度の後期日程結果を一覧にした。参考にして欲しい。

昨年度 後期日程 入試結果 を見るにはここをクリック