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高大連携講座

高校生が「大学での学び」に直接触れることができるプログラムとして、大学教授による出張講義や、キャンパスで開講されている講義を大学生と共に受講する……「高大連携講座」が、近年、大学の方で積極的に取り組まれています。いずれも、高校生にとっては未知の世界で、将来の進路を考える契機として、大変重要なプログラムとなっています。
 この「進路のへや」でもその折々に紹介してきましたが、本校では「慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部」と連携し、2004年度から公開講座を開設しています。(両学部とこのような公開講座を行っているのは全国で本校のみです。)
また、大阪外国語大学とは2005年度から、関西学院大学とは2006年度からそれぞれ協定を結び、大学の講義を受講しています。公開の講座としては、2006年度関西大学の「KanDai 15セミナー」を受講しました。
 受講生たちは、週1回とはいうものの高校の授業が終了してから、大学で学ぶわけです。「続くかなあ」という私たちの心配は杞憂に終わりました。【かれらはやはり若い!】とてもエネルギッシュに行動し、大学生からいろんな情報をちゃっかり得てもいたようです。大阪外国語大学・関西学院大学・関西大学いずれの大学も受講生全員が修了証をいただきました。
DSCF0083.JPG 2007年度 新たに大手前大学と高大連携講座をスタートさせます。開講授業科目は「キャリアデザインの基礎」「建築・インテリアの基礎」「考古学の基礎」「異文化理解の基礎」「心理学の基礎」「情報の基礎」です。いままでの3大学では、1回生の授業を受講するもので、「入門編」が多かったのですが、今回は専門分野の講義を高校2・3年生向きにアレンジして実施されるようです。講座内容も豊富です。期間は5月中旬から9月中旬まで。もちろん無料。興味を持った生徒は、ぜひ1歩を踏み出して欲しいものです。