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1 day college

先日、この欄で紹介した「1 day college」の講義内容の続編です。
文化人類学から考える出産
奈良女子大学生活環境学部生活文化学科 教授
 日本では少子化と言われて、一人の女性が産む子どもの数は1-2人です。でも、皆さんのお祖母さんの兄弟(姉妹)はもっと多かったでしょうし、今も女性が平均4-5人の子どもを産む国があります。子どもの数はどうして多かったり少なかったりするのでしょう。いったい産む子どもの数は誰が決めているのでしょう。子どもが生まれることは、女性の体におこる自然で生理的なことですが、何人ぐらいの子どもをどんなふうに、どこで誰と産むのかは、時代や地域によって大きく違います。出産は生理的なことだけれども文化でもあるのです。ここでは、出産をテーマに人間の文化について考えてみましょう。
総合リハビリテーションと基盤技術としての福祉用具の世界
神戸学院大学総合リハビリテーション学部 教授
神戸学院大学 総合リハビリテーション学部には,医療リハビリテーション学科と社会リハビリテーション学科が有ります.さらに医療リハビリテーション学科には理学療法士,作業療法士を目指す専攻があります.本学の特徴は理学.作業療法ばかりでなく社会福祉士を目指す学科も併設されており,医療と社会の両面からリハビリテーションを理解することができます.また,介護保険でも良く用いられる「福祉用具」を医療と社会を結ぶ基盤技術として位置づけ,学部教育において日本でも有数の実習施設を用いて講義・実習を数多く行っています.今回のオープンキャンパスでは,北欧の調整型車いすを持ち込んで,個人の状況に応じて巧みな操作が可能な車いす調整技術を体験して頂きます.また,姿勢を制御する本学の開発品(クッション)などもごらんいただけます.