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2009年09月28日

前期期末考査が始まりました

今日から前期期末考査が始まりました。

定期考査の頃になると、よく卒業生のY君のことをよく思い出します。Y君は高校3年間(中学から数えると6年間)定期考査全科目の平均点が一度も90点を下回ったことがありませんでした。成長期の少年によくみられるように、彼も身長が伸びる速度に横幅の肉付きが間に合わないといった感じのひょろ長い生徒でしたが、バスケットボール部で3年間頑張り続けました。勉強は学校での勉強が中心で、というよりは塾や予備校に一度も通わなかったので学校での勉強しかやらなかった、というほうが正確だと思います。授業中は先生の話を聞き漏らすことなく、大事だと思ったことはすばやくノートに書き留める姿が今も思い出されます。ご両親は彼に一度も「勉強しなさい」と言ったことはないそうです。学校でもいわゆる「ガリ勉」タイプの生徒には決して見えませんでしたが、人が見ていないところでものすごく努力をしていたのではないかと思います。と言うのも、単に学習能力の高さや記憶力がよいと言った能力だけで、全科目平均90点以上をとり続けることは至難の業だからです。Y君は京都大学工学部に入りたいと思っていました。現役では残念ながら今一歩及びませんでしたが、翌年には見事合格を果たしました。大学卒業後は、「自動車の設計をしたい」という中学時代からの夢を叶えるために、トヨタ自動車に入社しました。先年同窓会で久しぶりにY君と会う機会がありましたが、現在彼はトヨタ自動車で新車の開発や設計に携わっているそうです。今ではY君も年相応に恰幅もよくなり、やりがいのある仕事に取り組んでいるという満足感と静かな自信に満ちた彼の姿を見て頼もしく思いました。

3年生の皆さんは今回を含め残る定期考査はあと2回を残すのみ。有終の美を飾るべく残りの定期考査に臨んでほしいと思います。

2009年09月18日

昼休みの進路指導室

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9月に入ってから、昼休みの進路指導室は、高校3年生の生徒でにぎわっています。

推薦入試、AO入試に向けて、卒業生が残してくれた受験報告書に目を通したり、最新の赤本を手にとってみたり、各大学から直接届くパンフレットなどの閲覧に来ています。

今日は、卒業生が進路指導室に来て受験生の相談に乗ってくれました。

2009年09月16日

図書室にも赤本が充実

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2010年入試の赤本は、進路指導室だけでなく、図書室にも設置されることになりました。
是非活用してください。

【図書室の赤本】
 2010年入試赤本の貸し出しはできません。
 最新の赤本は、落ち着いた図書室にて、閲覧・解答ができます。
 (古い赤本は貸し出せます)
 
【進路指導室の赤本】
 2010年入試の赤本の貸し出しはできません。
 最新の赤本は、進路指導室にてコピー(有料)できます。
 (古い赤本は貸し出せます)

2009年09月14日

進路講演会「高校3年生の今、何をすべきなのか」

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9月12日(土)、駿台予備校の吉村眞一先生にお越し頂き、「高校3年生の今、何をすべきなのか」をテーマに、進路講演会を開催いたしました。

早期に目標大学を設定し、安易にその志望を変更しないことで、現役生は最後の最後にグンと伸びるから、最後まであきらめないことと!と力強くお話くださいました。

確かに、かつて高3だった私の模試の判定は最高でもC判定でした。また、私が入学に至った判定結果は、毎回E判定でした。けれど、現役生は伸びるんだと信じ、日々の勉強をただ一生懸命していたことを思い出します。

講演会の中で、「苦手科目(分野・単元)をなくして欲しい」とお話をいただきました。
自分の弱点を知らずに戦いに出るのは無謀です。現役生のみなさんは、焦りで自分の弱点にスポットライトをあることから逃げがちですが、自分の弱点を自覚し、その部分をしっかり補強する実践が最後にグンと伸びる秘訣かもしれません。

「目標を設定したら最後まであきらめないこと!」これは、受験生の皆がよく聞くことかと思います。
あとは、目標の実現に向けて、努力実践をするかしないかです。

2009年09月11日

一冊の受験参考書 復刻本

 今年6月、現代文の受験参考書が筑摩書房から「ちくま学芸文庫」として出版されました。
 文庫の帯には「伝説の参考書、待望の復刻」とあります。著者は成城大学名誉教授、高田瑞穂 「新釈現代文」(新塔社 1959,9)文庫定価1100円。解説は早大教授石原千秋氏。この本は、1950年代から1970年代までの約20年以上、現代文の受験参考書として受験生には定番の参考書でした。

2009.9.11 挿絵.jpg 阪急梅田の紀伊国屋書店では、平積み(人気の本として売りたい本を積み上げる並べ方)されましたが、文庫にしては値段の高いこの本が瞬く間に売り切れてしまいました。
 一ヶ月後の、7月には増刷され、先の紀伊国屋では今度は「面出し」(本の表紙が見えるようにして売りたい本、人気の本を並べる並べ方)して売られていました。
 改めて本を手にしてみますと、論理の展開を追って論旨を把握することや、その論旨から離れずに設問を解く方法について、受験問題を使いながら丁寧に解説されています。なにより著者の現代文(文学)に対する熱い思いが解説の一つ一つににじみ出してきて、今も新鮮さを失っていません。
 今も昔も、受験生にはひとりひとりお気に入りの参考書があるものです。使い込めば著者の顔までが浮かんでくるものです。そして、受験勉強が終わっても手放せず、何十年後にも手にすると新しい発見をさせてくれる受験参考書があるということ、またそんな本との出会いや再会の楽しさがあるということをこの一冊の受験参考書は教えてくれているようです。

2009年09月09日

進路講演会  三年生対象

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長らく河合塾で受験指導に当たられ、現在京都にあるID教育研究所代表でいらっしゃる土居一郎先生を,進路指導部が協力してお招きし、進路講演会が高3学年主催で行われました。
国公立を目指す生徒対象に、将来の夢や目標を実現するという視点から今の自分の課題を見つけ、2次試験後期終了まで諦めない努力と粘りが大切であることを、先生の豊富な実践から、わかりやすく説いていただきました。
具体的なセンター試験対策や、英文を利用した解法のポイントなどのお話に3年生は熱心に耳を傾け、受験に向けての決意を新たにしていました。

2009年09月08日

インターンシップ生からのメッセージ③

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 中学3年生の文化祭指導の補助をしていた堂脇逸加さんからのメッセージです。
 
 私は法学部に在籍している1回生なので、関西大学の法学部について説明させてもらいます。
 関西大学法学部には法学政治学科があります。法学政治学科では、法学と政治学の両分野の幅広い知識を学び、多角的な視野と専門的な技術・分析力の習得を目的としています。
 1回生では基礎知識を習得するため、私は今、民法・憲法・刑法・基礎法学・現代政治論などを学んでいます。
 大学の講義は専門的なことばかりなので、好きな分野ではないと続けていくのはつらいと思います。ですから大学・学科を決める時にまずは、「自分が何をやりたいか」、「どういう道に進みたいか」しっかり考えてください。
 
最後になりましが、文化祭の成功おめでとうございます。
夏休み中から研修に来させていただきましたが、本当に素晴らしい経験ができました。先生方、生徒のみなさんありがとうございました。

2009年09月04日

職業人インタビュー展示

明日明後日、9月5日・6日は文化祭が開催されます。その際、進路のブログや中3のブログで数回にわたり掲載した「職業人インタビュー」の展示を行っています。教室を使用しての展示は文化祭企画当初は考えておらず、残念ながらパンフレットには載っていません。ここで、紹介しますので、みなさんどうぞご覧下さい。場所は仮校舎1階中3A教室です。
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指定校推薦について

明日、明後日の文化祭が終わると、週明けから指定校の校内選考が始まります。
9月8日(火)に「指定校の一覧」を3年生の各教室と進路指導室に掲示します。そして11日(金)午後1時までに提出された「指定校推薦 校内選考願書」をもとに、第1回目の選考会を開きます。
第2回目は9月14日(月)に1回目と同じ場所に「指定校の一覧」を掲示し、16日(水)午後1時を「校内選考願書」提出の締切りとします。それ以後は随時、その日午後1時までに出た願書を検討し選考することになります。
指定校についてはまだ大学から文書ではいただいていませんが、来年度から新設予定の学部で現在、文部科学省の認可待ちのものもいくつかあります。正式に認可され、大学から文書が来しだい連絡及び掲示をしますので、気をつけておいてください。

2009年09月03日

センター試験に向けて

 学園では3年間の授業の総仕上げとして、原則3年生全員でセンター試験を受けることにしています。 さる8月24日にはセンター試験受験についての留意点やセンター・推薦・AOなど各種受験の手続きについての説明会を開きました。
 9月1日には「平成22年度大学入試センター試験 受験案内」が到着し、9月2日に3年生全員に配布されました。また同時に英語リスニングテストで使用するICプレーヤーのサンプルも4台届けられました。
 平成22年度センタ-試験用のICプレーヤーは形と音声メモリーの挿入方法の2点で昨年度のものと少し異なります。また、イヤフォンが耳の形に合わず装着できないような場合はヘッドフォンの貸与を申し出ることができますが、この場合はイヤフォン不適合申請が必要になります。この申請は出願時に必要ですから、事前にイヤフォンの装着テストをしておく必要があります。試験当日にイヤフォンが合わないと申し出ても対応はされません。その場合、イヤフォンを手で押さえて受験することになります。イヤフォンの装着テストについては、学園で準備しますから心配はいりません。
 もう一つ、覚えていてほしいことは、検定料の払い込みです。9月1日から払い込みができますので、文化祭の代休の日をつかって、払い込みを済ませておくとよいでしょう。