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「卒業生に学ぶ」感想③

 前回に引き続きです。

⑤ 教育実習生(大阪教育大学 教育学部 美術コース)
〔講師感想〕
 「自分史年表」のようなものを作り、テレビに画像を映したり、受験時の作品を並べたりして工夫しました。授業ではなく、興味を持ってきてくれた生徒が多いので、話していても反応がダイレクトに伝わってきたり、距離の近さを感じました。生徒のコメントを見ていて、感想の所に自分の伝えたかったメッセージを感じてくれている子がいるなど、とても嬉しかったです。自分史年表を作って高1~高3まで生徒に話していると、自分の高校生~今までを見つめ直すことができたと同時に、生徒の前に立つ者として、まだまだ経験不足だと思いました。自分が生徒に何を教えてあげられるか、常に考えて行動します。
〔生徒感想〕
・国が違って言葉が分からなくても、うまく人と接することができなかったとしても、絵によってコミュニケーションができる、という経験からのお話しに感動しました。大学についてもわかりやすく教えてもらえて良かったです。ここまで来るまでの大変な道のりが知れて、面白かったです。
・一番感銘を受けたのが、絵で様々な人と関わり合えるということでした。これは本当にすばらしいことだと思います。小さい頃の夢などが変わっていくことも聞きましたが、それも自分にとって良いことだと思います。最終的に自分の目指すものを極めたいです。
・私は、大阪教育大というところにひかれて選んで、美術コースというところを見ていませんでした。でも、すごく良い話を聞きました。私も必ず国公立に行けといわれているので、意識はしていましたが、国公立に入る入ることは本当に難しいことに気づきました。
・私も昔から絵が好きで、今、英語も好きなので、先生と似ているし、話がとても参考になりました。絵を使って、世の中に参加し、人をつなぐことができるというのは、すごく素敵だと思ったし、私もデザインなどをすることによって人を喜ばせることができたら、楽しそうだなと思いました。

⑥ 教育実習生(龍谷大学 文学部)
〔講師感想〕
 みんなすごく真剣に聴いてくださり、大学受験に対するやる気をひしひしと感じました。それぞれが聞きたかった話をできたかは不安ですが、少しでも「今から頑張ろう」と思ってもらえれば、私としては嬉しいと思います。いろんなことを話したくて、話があっちいったりこっちいったりしてしまったので、もう少し順序立てて話せれば良かったかなと思います。
 受験はしんどいですが、いつまでも続くものではありません。今の努力が未来への笑顔につながるのだと思って、これから頑張って欲しいなと思います。
〔生徒感想〕
・受験は大変そうだなと思いました。自分の好きな学部に入りたいなあと思いました。先生によると、就職の方が受験より大変らしいので、就職はすごい大変なんだろうなと思いました。受験の後にまた更に、めんどくさい就職が待っていると思うといやになりますが、大学は楽しそうなのでいいと思いました。
・龍谷大学に興味があったので、今回の話が聞けて良かったです。どんなところにあるかは知らなかったので、知れて良かったです。コースなども全く知らなかったので、知れて良かったし、また興味も更に持てました。浪人はいやだなと思ったけれど、今回の話を聞いて、浪人をしてでも行こうと思えました。
・大学は、自分で計画を立てていろいろなことに挑戦できる場所だということが分かりました。自由な分、今と違って自分でいろいろなことを考えながらやっていかないといけないと思いました。自分が行きたい大学で楽しくやって行くには、今からコツコツ頑張って後悔しないようにやっていかないとだめだと思いました。
・教育学専攻の中にもいろいろな分野があり、心理学の研究をしている人がいることが分かった。自分のしたいことをできるような学部に行きたいなあと思った。そのためにはやはり、今から勉強をしっかりしていかなければいけないと分かった。就職することも考えて、大学、学部を選んだ方がいいと思った。