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「地球を考えるヒントになった」
   —1 Day College生徒感想から—

地球はどんな星か? 〜比較惑星学から考える地球〜
中串孝志 先生 (和歌山大学観光学部地域再生学科 准教授)

wakayama.jpg 講師(中串)の専門は惑星気象学である。なぜ「観光学部」に惑星気象学者がいるのか? 地球という観光資源を考える上で,地球そのものに対する理解は不可欠である。そこで,地球を知るため,いったん地球を離れ,多様な惑星の姿を概観しよう。砂嵐の火星で見る夕焼けは? 灼熱の金星に吹き荒れる強風とは? タイタンの風景に見られる海や川の正体は? 太陽系外の惑星はどんな姿をしているのか? ...そして地球はどんな星なのか?

和歌山大学観光学部

〔生徒の感想〕

  • 理科の授業で惑星のことについて学習したときに少し興味があったので,今回この講義を受けることができて良かったです。クレーターのいろいろな写真や,火星の砂嵐,エジプトでの皆既日食の動画なども見せていただき,とてもいい経験になりました。惑星にはたくさんの謎があり,とても興味深く感じました。
  • ロケット打ち上げの映像がすごかった。知らないことばかりで,聞くこと一つ一つが新鮮で面白く,時間がたつのが早かった。地球の生命の98%が死んだりした事件などがあって,危ないなと思った。やっぱり宇宙は面白い。
  • 普段私たちが知らない世界のことが聞け,よかったです。この講義を受けて,地球温暖化への見方が大きく変わりました。地球のことを考えるためのヒントをもらったと思いました。私は昔から宇宙のことが好きだったので,この講座を選びました。実際に受けてみると,宇宙のことだけではなくて驚きました。(むしろ,地球についてのことが多かった)


7月10日,本校では高校生を対象に「1 Day College — 出前講義 —」を実施しました。これは32大学33学部の先生に来校いただき,大学の講義や研究内容を高校生向けにわかりやすく講義いただくものです。夏休み,このブログでは,講義を終えた生徒の感想の一部を順次紹介していきます。