「忍耐は苦い,しかしその実は甘い」
— 1 Day College生徒感想から—
気管支喘息って?
冨田桂公 先生 (近畿大学医学部呼吸器・アレルギー内科 准教授)
冨田桂公 先生 (近畿大学医学部呼吸器・アレルギー内科 准教授)
自然科学において,「医学」の位置づけについて先ずお話します。その後,医者が何を考え,どうやって診断しているのかのお話を「気管支喘息(きかんしぜんそく)」という病気を元にして解説します。
近畿大学医学部〔生徒の感想〕
- 先生がわかりやすく話してくださったので,わかりやすかった。自分が知らない医者のことを知ることができて,楽しかった。人の命がかかっているから,すごい物事に慎重にしなければならないことがわかった。コミュニケーション力の必要性を教えていただいた。先生は話もまとまっていて,さすがだと思いました。医者は患者の悪いところを見つけ,治さなければならないから,大変な仕事だと痛感しました。(高校1年男子)
- 気管支喘息とは,空気の通り道である気管支が炎症(発赤,熱感,膨張,疼痛)により狭くなって生じた喘ぐ息を特徴とする病気であるということを知りました。最近,呼吸しにくいので,いろいろなことがわかってよかったと思います。医学とはすごいと感じました。「忍耐は苦い,しかしその実は甘い」。成功までの道は苦く苦しいが,それが実る甘いということかなと思った。ぜひ,頑張ってみたい。この講義を聴けて本当によかった。ありがとうございました。(高校1年女子)