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             ― 「職業人に学ぶ」生徒感想から ― »

「警察官が忙しくない社会を目指して」
             ― 「職業人に学ぶ」生徒感想から ―


横田豊 さん (大阪府警察

警察の組織や業務についてや警察官になるにはどうしたらいいのか等についてお話します。


〔生徒の感想〕

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  • 警察官の存在理由は小さい子供でもわかる「悪をやっつける」だったんですが,それはやはり使命感から生まれる一人一人の気持ちがあってこそなんだと思いました。 警察学校のビデオを見せていただき,厳しいと思ったけれど,その中で警察手帳を渡されたとき,最終点呼のとき,実弾を渡されたときの新米への門出の時間,生徒達の涙を見て達成感のすばらしさを感じました。思わず涙がでました。話を聞いて憧れが倍増しました。
  • 1つの夢を持って,自分をしっかり持って警察学校へ入るみなさんは,本当にかっこいいと思いました。朝起きてから就寝までカリキュラムが作られているのは大変なことだし,苦痛かもしれないけれど,卒業したあとのみなさんはみんな涙を流していて,仲間同士の団結や教官との信頼関係がとても強いんだと感じました。私にも夢があるので,警察学校の皆さんや警察署のみなさんに負けないよう,悔いを残すことなく,真剣にかつ楽しみながら夢が叶えられるようにがんばって青春をすごせるようにしたいです。
  • まずお話された方の熱さに感動しました。このように熱い思いを持っている人が市民の安全を守っていることに安心しました。警察官に大切なものは熱い心だということを見せられました。24時間勤務であるし,少ない人数で多くの人々の平和を守らなくてはならないので,よほど熱い思いがないとやっていけないんだろうと思いました。
  • とてもかっこいいと思いました。死と隣りあわせであるけれど,それ相応の覚悟があるからこそ,それだけかっこいいんだと思います。警察学校はなんだか暗いイメージがあったのですが,女性も多く、結構きれいでかなりイメージが変わりました。あの制服がとてもかっこよくて,なるなら,あの制服が似合うような警察官になりたいです。将来の選択肢に警察官はなかったのですが,とても惹かれました。少しなりたいと思います。「私たちが忙しくない社会をつくりたい」というスローガンが叶うよう,私もできるかぎりのことをしたいです。
  • 警察官は大阪府だと400人以上もの府民を一人で守らなければならないと聞き,とても大変そうだと思いました。平成21年度は大阪府では18万3000件もの犯罪があり,それを防いだり,被疑者を捕まえたりする警察官は立派だと思いました。また,警察学校の話を聞き,警察学校はただつらいところだと思っていたけれど,実際はつらい中にも仲間や教官との絆があり,団結があり普通の学生のような生活もできるということがわかりました。警察学校は人間としても成長できるようで,私も警察学校の生徒のように自分に厳しい生活をしようと思いました。


昨年12月に高校1年生を対象に実施した「職業人に学ぶ」では,各分野で活躍されている10人の方の講演を実施しました。本ブログでは今後10回にわたり,生徒の感想を連載します。