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鳥取大学 

産学・地域連携推進機構 研究推進部門 田中 俊行 教授
光を利用して測る193.jpg
 物質が示す発光、吸光、蛍光という光の現象を利用して、医療・環境・産業などの広範な分野で、様々な物質が測られています。この講座では、まず、光を利用して特定の物質を測ることができる理由と、その臨床検査への応用などについてお話しします。その後、科学捜査で血痕の検出に使われるルミノール反応による化学発光、および生命科学の染色体工学研究で使われている緑色蛍光タンパク質(2008年ノーベル化学賞受賞者、下村脩博士が発見)の観察体験をします。

(生徒感想文)
・鳥取大学は前から少し興味がありましたが、今回講義を聴いて一層興味を持ちました。将来は自然が豊かな所に住みたいし、自然を残していかないといけないと思うので、自然環境にかかわって行きたいと思います。大きな目標や夢があると、少々の苦労やつらさも乗り越えられるとはなされたので、自分も早く大きな夢を持ちたいです。(H1 男子)

・鳥取大学はキャンパスが充実していると思った。緑色蛍光タンパク質の観察に感動し、ルミノール反応についてはあんなに鮮やかに光るとは思ってもみなかった。蛍の光る理由もわかり、蛍を見る目が変わりました。(H1 男子)

・鳥取県の魅力と素晴らしい自然について知り、私も鳥取県に行きたくなりました。水のおいしさは環境に関係していることが分かりました。専門的な話も多かったが、楽しく聞くことができた。私は夢を持ち続け、一生青春をしたいと思いました。(H1 女子)

・光に関連することを追及していくと、こんなにいろいろなことがあるのかと驚いた。光は普段、全然気にせずに生活しているが、本当は大きな存在なんだなあと改めて実感した。(H1 女子)

・鳥取大学には様々な施設があり、また、バイオ産業など大きなことをしているのだなあと初めて知りました。光が水のミネラル成分を測定するのに使われるのは意外だなあと思いました。光は植物などだけでなく、ミネラル成分の測定にも使われており、様々な分野で利用できるものだなあと思いました。(H2 男子)

・正直、全体的に話は難しいなあと思った。ところどころわからないところはあったが、「血で光る液体お使う実験で、血を入れると液体が光ったのには、驚いたし、興味を持てました。
                            (H2 女子)
・水中にミネラル測定、血液の検査など意外なところに光が使われていました。発光にもいろいろな種類があり、1つのものを深く調べるのもおもしろそうだと思いました。炎だけでなく、プラズマ炎、アーク炎等でも炎色反応みたいなものが出るとは知りませんでした。一度観察したいです。ルミノール反応は初めて見たけれど、思っていたより光っていました。もっとたくさんの発光反応を見てみたいです。(H2 女子)

・講義を聴かせていただいて、専門的な詳しいお話でしたが、実際、ルミノール反応をしたところや、緑色に光っているところを見ると、すごく不思議な感じがして、こんな反応を見つけた人はすごいなあと思いました。普段はあまり聞く機会がないお話だったので、自分にとって良い経験になりました。(H3 女子)
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