« 2011年11月 | メイン | 2012年01月 »

2011年12月31日

大晦日

今年も最後の一日となりました。先日まで対策講座で受講していた生徒もおり、あわただしい一年であったとことでしょう。
今年は、関東大震災・タイの大洪水という天災が次々と起こり、日本に暗い影をおとすこととなりました。しかし、今こそ目先の受験という試練にとどまらず、雲雀丘学園で校訓である社会役立つ人間になれるよう信念をもって取り組んでもらいたいと願います。
決して最初の目標を見失わずに粘り強く最後まで挑んでください。
この頑張りが、社会に貢献できる力と知恵となることでしょう。
年が明けるとすぐに新年度の対策講座が始まります。
そして、センター終了後国公立2次対策・私大対策などの講座も開講します。
暖かくなるまでほっと一息つく暇もありませんが、最後まで粘り強く取り組んでください。

2011年12月30日

職業人に学ぶ(6)-管理栄養士-

20111210管理栄養士2.jpg

感想文
・管理栄養士は、とてもいろいろな人から必要とされている仕事だと思った。
3年間の実務経験をしてから国家試験を受けるというのは、栄養士の仕事の内容を十分に理解してから受けるので、とてもいいと思った。病院に入院している人の食事はまずいイメージがあったけど、栄養士さんたちがおいしいメニューを考えていてくれているので、最近は美味しい食事の病院も増えてきたと聞いて、少し安心した。自分が入院した時においしい食事がいいので。150~160食も作るのは、とても体力がいるんだなと思った。(女子)
病院では一人の患者さんを良くしていくのにチーム医療で頑張っているところが、とてもかっこいいと思う。患者さんとのコミュニケーションはすごく大切だと感じた。

・私は、将来家政科の方へいきたいと思っているので講座を受けれて良かったです。私はあまり勉強が好きではないけれど大学を卒業しても国家試験を受けなければならないから今まで以上に勉強を頑張ろう!と思いました。管理栄養士免許を取れたら色々な場所で働けるし、最近では働ける場所が増えてきているらしいから栄養士の免許だけでなく管理栄養士栄養士にも興味が湧きました。
私は、料理を作るのが好きで、管理栄養士も料理できる仕事があるらしいから家で勉強も料理もどちらもしなければならないなーと思いました。料理をするときは病院でたくさんの量を作らないといけないから器具も大きいし、食材も重たいので力・体力がいるらしいです。だからこの仕事がすきでないとやっていけないそうです。一人ではできない仕事なのでチームが大切になってくるのでこれからは集団行動に気を付けようと思いました。(女子)

2011年12月29日

職業人に学ぶ(6)-管理栄養士-

講座内容
管理栄養士、栄養士になる方法・管理栄養士、栄養士の働く分野・病院における管理栄養士の仕事内容ややりがいなどを、経験、体験をもとにお話しします。
20111210管理栄養士1.jpg

感想文
・元々管理栄養士のお仕事に興味を持っていて、今日の講座を聞いて余計に興味をもてた。
料理をすることも食べることも好きなので、これから家で料理をしたり、お店の料理などをもっと見て勉強していこうと思いました。管理栄養士というお仕事は管理するだけでなく、調理することもあり、自分が健康に配慮したメニューを作れて魅力的だなと思った。管理栄養士として知識だけでなく、人と接する機会が多いのでコミュニケーションが必要ということは驚いた。(女子)

・栄養士といっても働く場所は色々だし料理とか女子として必要なことができるようになるのでとてもいいなと思った。講師の方のように文系からでも管理栄養士になることはできるけど、やっぱり理系のほうがあとあと便利なことが多いようだった。最近は就職してから管理栄養士の資格をとろうと勉強する人が多くなってきているというのを初めて知った。
今までは何となく栄養士はよさそうだなぁと思っていたけど今回話を聞いて、本気で栄養士に興味が湧いてきた。料理とか頑張ろうと思った。(女子)

2011年12月28日

職業人に学ぶ(5)-グラフィックデザイナー、大学講師-

20111210CGデザイナー2.jpg
・「目的を持ったデザイン」というものは今日、街中にたくさんありますが、今日講師の方の「新快速」を見たときは、心の底から「すごいな すごいな」と思いました。デザインに大事なものは、「目的」であるというのが分かったような気がします。(女子)

・自分の好きだったことを職業にするのもいいなと思った。誰かに喜びを与えられる仕事は本当に意味あることだと思うし、すばらしいことだと思うから、わたしもやはり自分のやりたいことを中心に仕事を決めていきたい。(女子)

・グラフィックデザイナーになるのに資格はいらないというのは初めて聞いてびっくりした。デザインは看板や文字など自分の身の回りにたくさんあることを知った。(男子)

・雑誌や広告やホームページのデザインを考えるのにも見る人や内容によって分かりやすく興味が持てるように考えてその特徴を強調するように考えることは本当にすごいと思った。(男子)

2011年12月27日

職業人に学ぶ(5)-グラフィックデザイナー、大学講師-

講座内容
さまざまな分野で必要とされているデザインを分類した上で、グラフィックデザイナーがどのような仕事に関わり、どのような作業をしているかを具体的にお見せしながらお話します。
20111012CGデザイナー.jpg 20111210CGデザイナーボード.jpg

感想文
・「自分のデザインしたものが町中にあることがやりがい」というのはとてもいいなと思いました。講師の先生がつくられた作品が身近なところにあるので驚きました。思い込まないということも大切だと思いました。(女子)

・デザイナーには資格が不要なかわりに、想像力、創造力、感受性といったものから、コミュニケーション能力や協調性まで必要ということがよくわかりました。「一面だけしか見なければ答えは近いもの、上から見たり、下から見たりすることも大切でおもしろい」という言葉に心を動かされました。(男子)

・高校一年の時にもう進路が決まっていて、美術室でずっと絵を描いていたということで驚きました。(男子)

・情報を発信する側がいかに受信者に伝えるかを示すのがデザイナーだと知り、とても重要な仕事であり難しい仕事であると思った。時代の移り変わりや競争が激しいので、自分の本質的なセンスが問われる大変な仕事であるとも思った。(男子)

・何とも感じない身近なロゴマークにもちょっとした特徴や工夫があるのだなと思いました。(男子)

2011年12月26日

職業人に学ぶ(4)-医療機器の研究・開発-

20111210医療機器ボード.jpg
・自分の進路は、年を重ねるごとに選択肢が少なくなり、最終的に自分の一つの道が決まると分かりました。朝倉さんの専攻の決め手は、「(化学の)就職口が多いと聞いたから(当時)」と、高校の友人たちとの化学のディスカッションの二つだそうです。「高校生の時に選んだものすべてが、将来につながるかは分からない」という話を聞いて、「違うと思ったら軌道修正もありなんだ」と思いました。いろんなことに興味を持てば、また違った形で大きな仕事に結びつくらしいので、少しでも興味があれば調べていきたいと思います。(女子)
・私は高校を選ぶことをしていないけれど、これからまだ、4つもの選択があるのだと知りました。一番強く印象に残ったのは、「『譲っても良いもの』と『ここだけは譲れない』というものを、おぼろげながらも決めるべき」という言葉です。考えてみましたが、私にはこれがないと思います。「譲れない」とか「こうしたい」と強い気持ちは大切だと感じたので、高校にいる間に見つけたいです。「いろいろなことに興味を持つ」というのは、最近先生にも言われていたので、あまり興味を持っていないものも調べてみます。(女子)
・医療機器の研究・開発についての講義を聞いて、知らなかったことをたくさんしることができました。医療機器の研究・開発は、医療と機械の二つを扱う職業だから、化学・物理を習っておくべきだと思いました。研究・開発はとにかく会社に利益をもたらすものを作る、また、人の役に立つものを作らなければならないので、発想力があるといいと思いました。どの仕事でもそうですが、責任感がいる仕事だと思いました。(男子)
・夢に対する方向性、ある程度の意志を持つことが大事だということが分かりました。それには、さまざまなことに興味を持つように心がけたり、高校生の「今」だからできる自分の「姿勢」を見直すことの大切さに改めて気づきました。私は医療関係の仕事に就きたいという方向性は持っているので、これから勉強して本当になりたい職を具体的に見定めていきたいと思います。

2011年12月24日

職業人に学ぶ(4)-医療機器の研究・開発-

私が今の仕事に就くまでに学生生活で学んできたことや、研究・開発職を目指そうと思ったきっかけなどから、企業における研究・開発職の姿と求められるスキルまで、皆さんが抱かれているイメージに沿って、より具体的な形になるようにお話しできればと思っています。

20111210医療機器.jpg

・私が今思い描いている夢にぴったりだったので、この講座を選びました。朝倉さんも、今までの分岐点でいろいろ悩んで、今の職業に就いたのが分かったので、私も、一つ一つの分岐点を大切にしたいと思いました。また、一日の生活を知って、ほとんどが仕事だということに驚きました。その仕事が好きではないと、多分続けることができないので、私もそういう仕事に就きたいと思いました。(女子)
・興味がある方を選ぶようになったのを聞いて、自分も、単純でも興味のある方を選ぼうと思いました。社会貢献をすることが「医療」だということに納得しました。自分の得意分野を生かして、会社に利益をもたらすことができるのは、自分にとっても会社にとってもいいことだと思います。人生の活力は、夢を持つことが大切、人との交友関係により自分の選択を左右するかもしれない。人のために尽くしたことは、必ず自分の糧になって返ってくる。(男子)
・自分の進路は、年を重ねるごとに選択肢が少なくなり、最終的に自分の一つの道が決まると分かりました。講師の方の専攻の決め手は、「(化学の)就職口が多いと聞いたから(当時)」と、高校の友人たちとの化学のディスカッションの二つだそうです。「高校生の時に選んだものすべてが、将来につながるかは分からない」という話を聞いて、「違うと思ったら軌道修正もありなんだ」と思いました。いろんなことに興味を持てば、また違った形で大きな仕事に結びつくらしいので、少しでも興味があれば調べていきたいと思います。(女子)

2011年12月23日

センター試験・私大対策講座

21日22日でセンター対策のVパック模試は、今年最後となりました。
年が明けてから最後の詰めでもう一度Vパック模試を行います。
23日からは、センター対策講座が、現代文・古文・数学・物理・化学・生物・倫理・政治経済・日本史・世界史など講座を開講しております。
また、センター対策と並行して私大対策講座も開講しております。
受験生も教師も休み返上で学校で頑張っております。
町は年末で慌ただしく動いていますが、本校においては静寂な時間が流れています。

2011年12月22日

職業人に学ぶ(3)-医師-

20111210医師ボード基礎医学1.jpg
・医者は、臨床医学しかないと思っていたが、基礎医学などさまざまな分野があることを知り驚いた。僕の祖父と叔父が鍼灸整骨院を開業しているが、それも一種の医学と聞いて何か嬉しく思った。医学部に入学してからも、勉強をし続け、医者となるのは30歳をすぎてからだと知ってとても驚いた。(男子生徒)
・医者のイメージや大学で学ぶことの大変なことを知りました。医者と一言で言っても外科、内科、小児科などいろいろな科に分かれていて何年か前までは国家試験に通れば医師になれたけれど、今では初期臨床研修医2年に加え、後期臨床研修医5~6年が必要だということがわかった。医者は理系というイメージが強いといっても文系の方が向いている点があることがわかった。(女子生徒)
・医者はいっぱい勉強しないといけないし、手術とか人の生命に関わる重大な責任がかかる大変な仕事だけれど、人を助けるというやりがいのある仕事だと思った。(女子生徒)
・医者という仕事は、いい面だけじゃないけれど、人の命を救うことができるとてもいい仕事で興味がとても湧いた。いろいろ医学にはジャンルがあることを知った。内科と外科の違いもはっきりとわかった。(女子生徒)

2011年12月21日

Vパック模試

PC210314.jpg PC210315.jpg

今日と明日の2日間にかけて希望者のみVパック模試を受験しております。
昨日終業式が行われましたが、学校は冬季講習・懇談が行われるため登校する生徒・保護者で賑わっております。
特に高校3年生は、迫る受験にむけての対策講座が開かれるため年末ぎりぎりまで登校する生徒が大勢います。クリスマスもゆっくりと味わうことはできません。
しかし、受験生のためにもちろん教員も休みことなく全力でサポートしていきます。
センターまであと20日ほどになりました。
もうひと踏ん張りしましょう。

2011年12月20日

大学願書配布

大学願書配布


PC200309.jpg PC200312.jpg

本日1限~5限まで授業終了後2学期の終業式を校庭おこないました。
終業式終了後は、高校3年生の受験生諸君に各大学の願書を配布しました。
多くの生徒が、願書をもらいに来たため、一時教室はかなり混雑いたしました。
2学期は終了しましたが、これから懇談と平行に冬季講習を開講いたします。
高校3年生は、21日22日も希望者のみ模試を行い、23日以降は30日の年末ぎりぎりまで、難関国公立・国公立・難関私大などの受験対策講座が数々と開かれます。
まだまだ、学校に来る機会が多いですが、体調を崩さぬように頑張ってください。

職業人に学ぶ(3)-医師-

講座内容
一言で医者といっても、様々な分野があります。まずは、内科、外科、眼科、精神神経科などの分類がある一方、さらに基本的に臨床医、基礎医学研究者という分野にも分かれます。医学生から医者になるまでも含めて、医者という職業をわかりやすく説明します。
20111210医師1.jpg
感想文
・人のために仕事をしたい。人を助けたいなどの思いをもつことが大事だということがわかった。私用している時でも急に呼びだされることもあるということがわかった。医師でも、微生物学などの研究をしている人がいることがわかった。一般的に内科というけれども、内科の中にもいろいろなものがあることがわかった。産婦人科は病気の赤ちゃんは少ないけれど、赤ちゃんが産まれたときに死んじゃったりするから訴訟が多いというのはすごく大変だなと思った。医師というのは儲かるけれど、忙しかったり、訴えられて裁判になったりするから、大変重労働な仕事なんだと思った。(男子生徒)
・医学がどのように成り立っているかがわかった。医学だけが大切じゃなくて、人体の構造や人体にどのようなな物質が存在しているか薬がどのような働きをしているかという生物学や化学が密接に関わっていることがよくわかった。(男子生徒)
・医師と言われると、自分の中で、普段お世話になっているお医者さんのイメージしかなくて、とてもたくさんの種類があって、いろいろなことをやっているのだと知り驚きました。それに内科と外科の違いなど知らなっかったことが多く理解できとても興味深かったです。医師は自分の力で人を助けることができる職業だと思っていましたが、その反面人の死によく直面したり、他人の血をみなければならなかったりと、良いことばかりではないのだなと感じました。最後に先生が「ひたすら勉強しなければならない」といわれて、どんな夢であってもそれを叶えるための努力を怠ってはいけないと感じた。(女子生徒)

2011年12月19日

職業人に学ぶ(2)-薬剤師-

20111210薬剤師1.jpg 20111210薬剤師3.jpg

講座内容

処方箋を見ながら調剤を行う姿が薬剤師のイメージだと思いますが、様々な場面で治療や社会生活に関わっていることを紹介します。皆様方が職業選択する際、心に留めておくべき事も伝えます。

感想文
・薬剤師になるためには大学での金銭負担や大学での研究成績を残すことなどたくさん大変なことがあると知って驚いた。薬剤師は色々な客からのクレームやその人にあった薬を選ぶといったとても大切なこと、命にかかわることを対処しなければならないので苦労しているなと思った。また副作用をできるだけ抑える研究をしているので日々の努力がすごいと思った。行政機関によって、規制されていることによって薬が有効に使われていると思った。自分の生き方をそれぞれ自分の生きたい様に生きればいいと聞いて、自分の生き方を考えなければならないと思った。他人にどう思われても、自分の人生を「意味あるもの」にすることにできるのは自分しかいないと思い、自分のやりたいことを熱心に取り組もうと思った。この講座を受けて、自分の人生をもう一度見つめなおさなければならないと感じた。(男子)

・ドラッグストアではお客さんの相談だけではなく薬の売り上げを考え、陳列する棚や時間等を変えたりする。お客さんの責任になる。病院では、保存できる期間が短い薬を調剤して作ったり、医者のミスを見つけて医療ミスを減らすよう判断しながら患者に薬を渡す。病院の責任になる。このような説明がとてもわかりやすく、学校薬剤師という私が知らなかった仕事があることもどんなことをしているかもわかった。私はこの話を聞き、薬剤師は大変だけれどもとてもやりがいもあり、たくさんの人を助けることができるのだと改めて思った。私は、薬を作ったり患者と接したりしたいので病院に興味を持った。講師の方がいったように自分のスピードで前向きに生きようと思った。(女子)
 

2011年12月17日

職業人に学ぶ(2)-薬剤師-

20111210薬剤師2.jpg
・薬学部にいったら絶対薬剤師になれるわけではないことや卒業したら必ず就職できるわけでないと聞くと少し厳しい道になると思った。薬剤師になると自分の発言・行動しっかりしないと患者さんやお客さんに異常をきたしてしまうことがあるから軽い気持ちで薬剤師になってはいけないと思った。この後の人生は自分で決めて自分の思うようにやればいいという言葉で講師の方のおかげで何かの重荷がなくなったように感じた。先生はがんになって時間の残りを感じている講師の方だからこそ教えてくれることはとても大事だと思った。また講師の方の話を聞きたいと切実に思った。講師の方を尊敬してたくなった。(男子)
・はじめ薬剤師になるのは難しくて諦めようかと思っていたけれども講師の方のお話を聞いて、自分の決めた方へ自分のスピードでいけたらいいなと思いました。ドラッグストアは薬剤師といっても他の業務の方が多くなることもあるが、経営の方にも興味あるのでそういうのも楽しいそうと思いました。講師の方のお話はこれから生きていくために大切なことがあるとためになるお話がいっぱいありました。特に印象に残ったことが自分のエンジンは自分でかけ、自分にあったスピードで自分の目指す方向へ行く。そして「意味あるもの」とすることは「己」しかない。ということでした。とても勉強になり、また明日から考え生きていこうと思いました。(女子)

2011年12月16日

職業人に学ぶ(1)-弁護士-

20111210弁護士1.jpg
昨日に引き続き弁護士を受講した生徒の感想文です。

・弁護士は今まで裁判でだけ活動しているものだと思っていたが、代理人になったり、後見人になったりと様々な仕事があり、とても多彩だと感じた。法律が必要かどうかはわからないが、いろいろなことがあって驚いた。特許、関税、輸出入にも弁護士が絡んでいるということは初耳だった。破産、倒産など法律に関わっていることは弁護士の仕事になりそうで、需要がありそうだが、実際にすることは難しそうだと思った。専門性が高いので、法学部が大事だと思っていたが、医学部でも経済学部でもどの学部で学んでも大丈夫だというのは予想外だった。専門用語ばかりで難しそうな職種ではあるが、精神が図太い人が向いているということなので、案外私は向いているのかもしれないと思った。(女子)
・弁護士は裁判だけをする仕事だと思っていたのだけれど、そうではなくて財産を管理する仕事などもあり、やることが多いのだという印象を受けた。すぐに裁判をするものだと思っていたけれど、なるべく交渉をして裁判を起こさせないようにすると知り、思っていたものとは少し違った。ニュースになるような刑事事件をすることは少なく、民事事件が多いと聞き、派手な仕事ばかりではなくしんどいだろうと思った。自分から仕事をもらっていかなければならないし、弁護士になってからも他の分野の知識や新しい法律の勉強もしていかなければならないし、ずっと勉強がついてくる精神力がいる仕事だなと思った。とてもかっこいい仕事だけれど、大変な部分が多い仕事だと思った。(男子)

2011年12月15日

職業人に学ぶ(1)-弁護士-

12月10日(土)に高校1年生を対象に「職業人に学ぶ」と題し、社会で活躍されている方々にお話をしていただきました。今回から受講した生徒の感想文を紹介させていただきます。
まず最初は、弁護士の方のお話を伺った感想をご覧ください。

20111210弁護士2.jpg 20111210生徒手元2.jpg
講座内容
弁護士の仕事は、テレビでよく見る刑事裁判の弁護人の他にも、民事裁判や裁判外の交渉、倒産事件、家事事件など様々なものがあります。どんな仕事なのか、弁護士になるにはどうすればよいか等についてお話します。

感想文
・弁護士の仕事は、裁判で論争しているというイメージしかなかったが、いろいろな仕事があることがわかった。代理人として交渉したり、契約書を作成したり、刑事事件・民事事件・家庭事件など多岐にわたるものについて裁判をしたりと分かれている。中には、裁判をしたことのない弁護士もいるということがびっくりした。自分で財産を管理できない認知症の人や意識不明の人などに代わって財産の管理をすることもあるそうです。自分で時間を調整することもできるので、有効に時間を使えるようにしなければいけないと思った。昨日のスケジュールを聞いて、朝から晩までずっと忙しそうだと思った。依頼者を説得して、依頼者が納得してもらった上で裁判を行うので、依頼者との関係を築くのが重要で、それは大変なことだとわかった。英語が大事だとおっしゃっていたので、英語もしっかり勉強しようと思った。(女子)
・弁護士の仕事には、テレビドラマでみているような裁判ばかりではなく、起訴前から起訴後までに交渉などの様々な仕事があり、民事事件の場合は双方の主張を聞きつつ調停を行うなどの仕事がある。また、財産の管理が難しくなった人の代わりに財産を管理する後見人の仕事や、企業の顧問弁護士などの仕事があり、私たちの生活と法律や弁護士が深く関わっていることがわかった。現代では、法科大学などができたことで、私たちと弁護士や検察官との距離が縮まっているように感じられた。(男子)

2011年12月13日

Vパック模試

高校3年生は、2学期の期末考査終了後からセンター試験本番に向けてVパック模試が始まりました。3年生のみ特別時間割で、センター試験さながらで練習を繰り返しております。
本校は、団体戦ということでセンター試験には全員で受験いたします。
何度も試験を受けることで様々な失敗を経験でき、本番では全力で取り組めることと思います。マーク試験では、鉛筆を使用が必要になります。シャーペンでは、マークシートリーダが解答を読み込まないこともあります。それにもかかわらずまだ、鉛筆を使用していなかったり、解答番号を1つずつずらして間違ってマークしてしまったり、受験番号のマーク記入を忘れてしまう人もいます。
何度も練習することで本番ではケヤレスミスがないようにしてください。
本番まであと約1か月です。体調に気を付けて今の気持ちを維持しながら頑張りましょう。

2011年12月10日

職業人に学ぶー高校1年対象 キャリア教育ー実施

20111210%E6%A0%A1%E9%95%B7%E6%8C%A8%E6%8B%B6.jpg 20111210%E5%A4%A7%E6%A3%AE%E6%8C%A8%E6%8B%B6%EF%BC%92.jpg
20111210%E5%BF%83%E7%90%86%E7%99%82%E6%B3%95%E5%A3%AB.jpg 20111210%E5%8C%BB%E5%B8%AB%EF%BC%91.jpg
 本日、雲雀丘学園中学校・高等学校のキャリア教育の一環として、高校1年生対象に「職業人に学ぶ」を実施しました。
 これは、異なった職種の方々、13名においで戴き、50分講義を2回行ってもらいました。高校1年生250名がそれぞれ希望する職種の方の講義を50分ずつ2講義受講しました。
 我々教員ではわからないそれぞれの職種の魅力と誇り、さらにはその職種に必要な資格や学びなどを、まるで親や兄姉が我が子や弟妹に語りかけるように、わかりやすく、そして熱っぽく話していただきました。
 次回からは、その様子や講義内容、また、生徒の感想などをご紹介します。
 なお、12月10日現在までで、国公立大学AO入試、公募制推薦で5名の生徒が合格しました。この数字は、一昨年、昨年と同数です。今後、2月上旬まで合格発表を待っている生徒もいますので、昨年までの数字を超えてくれると思います。

2011年12月09日

大阪大学公開講座(高校生を対象とした授業公開)(2)

oosaka2.jpg
大阪大学「公開講座(高校生を対象とした授業公開)」は主として大学新入生を対象として公開してくれています。以下のような様々な専門分野について生徒たちは受講したようです。どれも興味深く非常におもしろかったようです。 
生命とくすり
知能とコンピュータ
ナノサイエンスの世界
船と海の科学
分子と生命
ものづくりフロンティア
環境と化学物質
現代市民社会と科学
出産を考える
タンパク質と構造化学入門
図書館パスファインダーを作ろう
21世紀の難問を総合的に考える
共用品という思想

日頃専門分野の講義に触れる機会がないので、難しい内容であるけれどとても良い刺激を受けたようです。
今後の進路に活かしてくれることを期待しています。

2011年12月08日

大阪大学公開講座(高校生を対象とした授業公開)(1)

oosaka.jpg
10月末に大阪大学公開講座終了証の授与を行いました。
 大阪大学「公開講座(高校生を対象とした授業公開)」は主として大学新入生を対象としたもので、「大学における学修と生活へのオリエンテーションを与え、学修意欲と創造性を刺激する科目」と位置づけられており、体験的課題追求型授業を含んでいます。本来は大学一回生向けの授業ですので、大学生と一緒に授業を受けることになります。また、ほとんどの授業は少人数(10~30名)で行われますので、ただ受けるだけというスタイルではなく、より主体的に学べる形態になっています。

1学期授業開始4月8日(金)~1学期授業終了8月4日(木)の毎週1回のペースで、部活・補習等々、調整が難しい中18名の生徒が受講いたしました。
受講者はすべての講義が終了した後、出席、課題の提出状況などを元に修了証が発行され、本校における単位(高大連携単位)の認定を受けました。

受講者は、内容は非常に難しいかったけれども、良い勉強になりましたと笑顔で終了証を受け取りました。
受講講座については、明日のブログにて紹介させていただきます。

2011年12月06日

53期浪人生激励会で、決意新たに!

geki.jpg
去る12月3日(土)12時から、53期浪人生の激励会を実施しました。現在予備校に通っているものや自宅で頑張っている生徒達16名が集い、松石学年主任や担任の桑野先生、松原先生、進路指導部長が参加しました。昼食と菓子を食べながら、友達同士、現在の悩みや不安、勉強の進捗状況などを話し、瞬く間に2時間が過ぎました。会の終わりには、各自一言ずつ決意や励ましの言葉を述べ、先生方からは、自分の進路にこだわりを持って浪人した生徒達に、1年前よりも随分しっかりしてきたとほめてもらっていました。大学センター試験まで残り41日になり、いよいよ最後の追い込みの段階に入ってきましたが、昨年度の悔しさをバネに有終の美を飾ってほしいと願った、先生方からの熱いメッセージで会を終了しました。
3年前から、毎年10月~12月の間に、この会を開催しています。浪人生にとって、この1年は長くつらいときでもあり、ご家族のことも考えると非常なプレッシャーだと思います。担任の先生方の表情や言葉に救われたり、決意を新たにしたり、同じ悩みを抱えている友達と語り合うことで勇気をもらったことでしょう。会終了後も、多くの生徒が進路指導室に来て、赤本や、受験大学の過去の模試問題をコピーしていました。彼ら、彼女らの努力が実ることを祈っています。
geki2.jpg

2011年12月05日

職業人に学ぶ

12月10日(土)に社会の様々な分野で活躍されている方たちを多数お招きしております。
高校1年生対象にお話ししていただきますが、自分たちの憧れている職業に就いている人の体験談はとても貴重なお話しとなります。日頃、知ることのできない仕事の楽しさや苦労話など身になる話を生で聞くことができます。そして、その職業に就くためには、これからどのようなことに取り組んでいくとよいのかについても教えていただけます。紹介してださる方は、以下のような職業を紹介してくださいます。
image.jpg
薬剤師
弁護士
グラフィックデザイナー、大学講師
電気通信機器の設計・開発医療機器の研究・開発
医師
管理栄養士
和菓子店経営
宝塚歌劇・舞台人
建築設計
スクールカウンセラー・臨床心理士・臨床発達心理士
防衛省 自衛隊隊員
保育士
保護者の方も、興味のある職業人の話を聴講することができます。聴講される場合、予約なしでお越しいただいて結構です。沢山の参加をお待ちしております。
時間は、1回目が10:45~11:35、2回目が11:45~12:35で、講師には同じ講義を2回行ってもらいます。聴講されたい講座を1つないしは2つ選んでお越しください。

2011年12月03日

関東圏の大学祭りでECO化の取り組み

11月は大学で学園祭が行われる時期です。
今年の関東の大学祭では、学園祭運営組織や環境サークルが「ECO学園祭ネットワーク」に参加し、「キャンパス油田」と名づけた連携に乗り出しています。
東京工業大学、東京農業大学、上智大学、明治学院大学、一橋大学、早稲田大学、東京外国語大学、慶応義塾大学、東京大学の9大学が、学園祭の模擬店などから出る使用済みの廃食油をあつめています。1大学の模擬店で出る廃食油は200㌔にもなるそうです。これらの廃食油をあつめ、リサイクル会社に依頼してバイオディーゼル燃料に再生してもらうという取り組みを始めました。
ECOは、一人の力でもできるが、集まれば集まるほど、より効果が上がります。
小論文や志望理由書で「ネタ」がないと行っている人も、ちょっと参加した学園祭でも、いろいろと見つけることができるでしょう。

2011年12月02日

防衛医科大学、防衛大学 一次合格発表の結果

11月29日には防衛医科大学、12月2日には防衛大学の一次試験合格発表がありました。
結果は、防衛医科大学に1名合格、防衛大学は31名合格しました。
防衛医科大学は、昨年に続き、見事1名合格しました。しかし、今年は昨年より多くの生徒が受験しましたので、複数名の合格を望んでいましたが、残念な結果でした。この結果を真摯に受け止め、これからの受験に向けて、再度、進路指導部も学年団もより一層生徒とともに頑張って行きます。
 防衛大学は昨年、5名(合格率38.5%)でしたが、今年は31名(合格率55.4%)に上がりました。今年は、理系の生徒の活躍が目立ちました。