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2012年01月31日

中学2年生 「身近な人への職業インタビュー」の一覧展示

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 冬休みに中学2年生がとり組みました「身近な人への職業インタビュー」のインタビューシートを60ホールに掲示しました。ご両親にインタビューした人が多いようでしたが、中にはお祖父さんからお話を聞き、60年以上続けられているお仕事についてまとめられたものもありました。ひとりが1つのインタビューをしてきているのですが学年全体で並べてみると、インタビューに答えてくださった方々の年齢も20代30代の方から80歳を超える方まで幅広く、また、職種も非常に多岐に渡りました。それをおおまかに13の職種に分類して掲示しました。学年全員の資料を学年全員で見て、ひとりひとりが興味を持った仕事について感想を書きながら、職業について考えていきます。今週金曜日まで掲示します。

職業人に学ぶ(12)-自衛隊隊員-

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生徒感想文
・3・11の東北復興のために自衛隊が派遣されているのは知っていたが、給食や卒業式の支援などもやっていることは知らなかった。東北にとても多くの自衛隊員が派遣されているのに、テレビではほとんど自衛隊のことで特集などがないため、もっとテレビは自衛隊について詳しく教えてほしい。
 これまでの自衛隊の印象とはだいぶ違っていたので、変に自衛隊と聞いて自分との間に壁をつくる必要はなかった。

・自衛隊にも音楽やカメラマン・キャスターなどのさまざまな隊があることに驚いた。
東北大震災の支援のビデオを見て、被災者の人々が困らないように、水や食料の補給をしていて、国を守るためだけの仕事じゃないことをあらためて思った。
自衛官になるためや、なったあとの費用はすべて国が負担していて、パイロットになるのに
一人当たり億単位かかっていることに驚いた。

・自衛隊の仕事はあまり知りませんでした。しかし、私が考えている看護もあり興味をもちました。私は人を助ける仕事がしたいので、自衛隊もすこし考えたことがありました。でもその時は肉体を酷使するので無理だと思っていました。
 でも、今日の話を聞き、私でもできるかなと思ったので、家に帰って調べてみようと思います。

2012年01月30日

職業人に学ぶ(12)-自衛隊隊員-

講座内容
自衛隊には様々な任務があります。どのような仕事をしているのか?自衛隊の役割、進路のコース紹介、体験談など、わかりやすくお話しします。
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生徒感想文
・私は3月の東日本大震災での自衛隊のみなさんの活動をみて、自衛隊はとても大変だけれど、とてもすばらしいお仕事だと思い、とても興味をもちました。
・今日のお話を聞いて、改めてかっこいいと思ったし、自分も将来人の役に立つ人間になれたらいいなと思いました。

・私はまだ将来の夢を決めていないので、自衛隊にはいることも考えていきたいです。
 今日は本当にありがとうございました。

・講師の方のお話はビデオやプロジェクターを使って、とてもわかりやすかったです。東日本大震災やイラクなどの支援活動を見て、あらためて自衛隊は日本に大きく貢献しているんだなと思いました。自衛隊にはすこし壁があるイメージがあったけど、いろいろな体験を通して、親しみ深いものだと感じました。

2012年01月28日

職業人に学ぶ(11)-保育士-

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・話を聞いていて、先生は本当に子供が大好きなんだなあと感じた。園児の写真を楽しそうに話し仕事に誇りを持っていることが伝わってきてすごいなと思った。自分も誇れる仕事に就きたいと思った。(女子)

・保育士は子供の面倒を見るだけでなく、子供の気持ちなどをちゃんと考えて子供と一緒に過ごさなければならない。自分に情報をたくさん集めてしたい仕事を見つけたいと思った。(女子)

・今日の話をうかがって、日々子供の成長を感じられる保育士の仕事につきたいと思いました。保育園は子供が親と一緒にいる時間よりもながく先生と接しているので、責任が重いなと思いました。楽しそうだなと思う反面、保育園、幼稚園が第二の家になり、先生が第二のママ、パパになれるようにしなければならないので、軽く考えてはだめだなと思いました。(女子)

・保育士は大変むつかしい仕事だけど、自分もなりたい気持ちが強くなりました。子供が好きなので、なれるように、いまからボランティアにいったり教養を身につけるよう積極的に頑張ろうと思いました。(女子)

・保育士の魅力を本当にたくさん知ることができました。(女子)

2012年01月27日

職業人に学ぶ(11)-保育士-

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講座内容
保育園とは、0歳から満6歳までの子どもが生活をしている場所です。保育士になるための学生時代の経験・授業・実習内容をお話しします。また、なぜ幼稚園ではなく保育園を選んだのか、もお伝えします。実際に、現園児のかわいい写真もお見せします。

生徒感想文

0歳児の子供はミルクを飲む時の距離しか見えないというのには驚きました。(男子)

・ずっと保育園と幼稚園の違いがあまりわからないままだったが今日のお話で違いが分かるようになった。(女子)

・先生はいかに子供を楽しませるか工夫しているなあと思った。(男子)

・私自身将来教職に就くことを志望していてすごく参考になった。一般教養は保護者との関わりに必要という内容はもちろんのこと、「物事に真剣に取り組んでいる子供への接し方」で見守ることの大切さを知りました。また「毎日の出来事について狙いを持って楽しくできることが大切」ということも参考になりました。(男子)

・保育園が虐待を防ぐ場になっていることは初めて知った。(女子)

2012年01月26日

雲雀丘学園高等学校A日程入学試験問題に挑戦

今年度より中学3年生は高等学校A日程入学試験問題に挑戦することになりました。
中学3年生は、雲雀丘学園高等学校への願書と自己推薦書を提出することが受験に相当します。ですから、雲雀丘学園中学校で学ぶ生徒は、受験を気にせずに落ち着いて、系統だった学習ができる強みがあります。しかし一方、受験がないために、ともすれば中学時代の基礎をおろそかにしたままで高等学校に進学してしまい、高等学校の授業について行けなくなる可能性もあります。高等学校になって共に学ぶ高入生は、今必死で自らの志望校合格を目指して勉強し、中学校で学んだ分野の総復習をしています。
 そこで、中学校時の基礎学力がついているか、今のまま高等学校に進学して大丈夫なだけの学力がついているのか、高入生と比べて実力がどのくらいであるかも、中学3年生に一人一人確認してほしいと思います。発展コースの生徒諸君は、ちょうど中学時代の学習が終わる時期ですし、一貫コースの生徒諸君はすでに高校の内容に入っていると思いますが、中学校の学習が定着していないと高等学校の内容を学んでも、砂上の城のようになってしまいます。従って、本校のA日程入試が終了し、中学3年生も高校に進学できる事が決まった後ではありますが、外部受験生と同じ本校の入試問題を解いてもらおうと思います。
 この企画は、残り少なくなった中学時代にしっかりと学習して高校での学習の土台をつくってほしいこと、本校の入学試験に伴う臨時休校を利用して不安な教科を克服していってほしいために行います。受験後、自らの課題を見つけ、中学3年生の3学期を有効に使い、今までと比較して圧倒的に量も多く、難しくなる高校教育に耐えるだけの学力の定着をはかってください。もちろん、皆さんの授業を担当している教員も協力して、皆さんの学力向上を応援します。
進路指導部では、雲雀丘学園高等学校に進学された生徒一人一人の進路実現に向け精一杯応援して行くつもりです。就職難の現在、最も重視されているのは、「困難なことにも負けずに挑戦し努力する、幅広い学力を持った社会性ある人」です。学びは、辛抱強い教養ある社会人となるための土台をつくります。「雲雀丘学園高等学校A日程入学試験問題に挑戦」を一つの機会として、高校進学に当たり、強い意識と積極的に学ぶ姿勢をもち、手を抜くことなく、新年度から肩を並べて学ぶであろう高入生に負けぬ努力をしてください。とはいえ、入試問題の受験を意識する余り、普段の学校の授業をおろそかにすることにないように、うまく時間を使い、バランスをとって学習してほしいと思います。

2012年01月24日

国公立二次試験出願始まる

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国公立大2次試験の出願が昨日から始まりました。
出願の期間は1月23日(月)から2月1日(水)です。
この期間中に前期・後期・中期とも出願しなければなりません。前期日程試験の結果が思わしくなかったから改めて後期日程に出願するということはできません。
遅れないように受験校を決定して、出願するようにしましょう。

受験生たちは、担任と長い時間をかけて懇談をし、色々と悩み受験校を決定しておりました。
二次試験に面接を設けている大学もあり、専門の教員による面接対策を進路指導部では用意しています。
残された時間は限られておりますが、ともに受験に臨みましょう。

2012年01月23日

2次対策・私学対策講座開始

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今日から、難関国公立・国公立・私立と3つにわかれた対策講座が開講しました。
月曜日から金曜日の7時間目・土曜日は午前中までとそれぞれの進路に合わせて様々な講座が用意されています。
受験生一人一人の相談や質問を受けながら先生方が丁寧に対応しております。
雲雀丘学園教師一同、最後の受験生一人まで力いっぱいサポートしていきます。

2012年01月20日

医学科生の話を聞く

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 昨年度、香川大学医学科に現役合格した卒業生が現役生へ講話に訪れてくれました。今日は、中学は実力考査、高校は模擬試験でしたが、その放課後に医学部への進学を考えている生徒たちが集まり、先輩の話を聴きました。高校1年生、2年生の医学部志望の生徒だけではなく、中学1年生の女子4名も参加して、熱心に話を聴いていました。
 中学時代に勉強の習慣をあまり付けなかったために高校で苦労したことや、数学の授業で眠ってしまい、そのときの定期考査が本当にひどい点数だったことなど、医学部生らしくない(?!)話もしながら、授業を大切にし、自分で勉強した後に雲雀丘の先生を十分に活用するようにアドバイスしてくれました。同級生で成績を伸ばした人はみんな先生にたくさん質問していた、私もその一人であると話してくれました。また、中学時代から医療系に進みたいと思い始め、高校2年生から本格的に医学科を志望するようになり、現在は医師不足の現代に、女性として産婦人科医を目指したいということなどを、親しみやすく話をしてくれました。講話が終わった後も何人かの生徒が残り、直接、話を聞いていました。
 高い志が先輩から後輩へとつながっていくことを願っています。

2012年01月19日

懇談開始

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センター試験の結果を踏まえ個別に受験校の懇談が始まりました。
担任の先生方が受験生一人一人相談にのり、国・公立大学の前期・後期の出願校を決定しています。

気を付けなければならないことは、国公立大2次試験の出願期間は1月23日(月)から2月1日(水)です。
この期間中に前期・後期・中期とも出願しなければなりません。前期日程試験の結果が思わしくなかったから改めて後期日程に出願するということはできません。

よく相談してから出願しましょう。

 センター試験利用方式の私大
 「センター試験利用方式」を数多くの私立大学がこの方式を採用しています。私立大学は、各々に出願期間をもうけているので、自分の志望校の募集要項をよく読み、間違えないように出願しましょう。

2012年01月18日

センター自己採点集計結果、昨年より上昇。

 平成24年のセンター試験の自己採点を行った結果、今年卒業する54期生は、文系5教科7科目(900点満点)を受験した生徒が昨年より8名増加し、その合計平均は昨年より14点上昇していました。また、理系で5教科6科目(900点満点)を受験した生徒は昨年より24名増え、合計平均は54点上昇していました。
 思い通りの得点のとれず、ショックを受けている生徒もいると思いますが、二次試験まで1ヶ月あります。明日ぐらいにはわかるセンターリサーチの結果も見ながら、しかし、自分の得意なもの、良さを生かし、データだけに振り回されることなく、志望学部・学科に挑戦していってください。
 勢いよく回っている駒は、軸がぶれません。センター試験が終わったあと、二次試験までの1ヶ月で、現役生は見違えるほど伸びます。昨年の53期生の生徒でも、センター試験で傾斜配点にしてボーダーより36点もビハインドがあったにもかかわらず、400点満点の二次試験で頑張り、見事合格した生徒がいます。ここからが勝負です。君たちならできる。君たちだからこそ、できる。
 二次試験対策として、来週から1週間で120近い講座が設けられ、生徒諸君の大学合格までサポートします。ともに頑張りましょう。そして、春には空高く舞い上がって、誇らしげにさえずる雲雀のように、皆さんがなってくれることを楽しみにしています。
 そのために、今、来週から始まる二次対策用のプリントをつくっています。このプリントを皆さんが講習を通して仕上げたとき、必ずや生徒諸君は志望大学合格の夢を果たせると確信しています。それだけに、二次対策の講習は厳しいですよ。
 
 

2012年01月16日

センター試験自己採点

本日センター試験自己採点を行いました。
14日15日の2日間センター試験受験に引き続き、登校いたしました。
疲れているにも関わらず、元気な姿をみせてくれています。
この結果によって、これから担任の先生と懇談を行い、受験校を決定いたします。
これからが本当の本番となりますが、気を抜かずに頑張って欲しいと思います。
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2012年01月15日

センター試験2日目

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 センター試験1日目は、最後英語のリスニングの終了時刻が18:10と遅い時間まで行われました。
昨日に引き続き朝早くから試験場にむかったため疲れが残っているとは思いますが、もう1日頑張って欲しいと願っております。 

 昨年は、地理歴史(6科目)と公民(4科目、昨年までは3科目)は、従来1科目ずつしか受験できませんでした。今回から10科目の中から2科目選んで1つの試験(計120分)に受験できるため、地理歴史から2科目などの選択も可能になりました。
問題冊子は、地歴と公民各1冊。地歴から2科目か公民から2科目を選択する受験者には1冊、地歴と公民から各1科目の場合は2冊を試験開始前に配る必要があるが、監督者には徹底されておらず、配布ミスも相次いだようです。大阪教育大学でもミスがあったと報道がありました。

昨日の雲雀丘学園の女子の受験会場である園田学園ではトラブルはなかったようですが、男子の受験会場であった関西学院大学では試験問題の配付時間が遅れた、リスニングプレーヤーで不具合のものがあったとの新聞記事を見たので、心配して進路指導部長が学年の先生に尋ねていました。すると、担任の先生方からは「『済んだことはクヨクヨ考えず、当日の試験に集中すること』という進路指導部長の壮行会の話を徹底的に守ったようで、誰一人昨日のことを報告する生徒はいなかった」と・・・・・。担任の先生方も、生徒一人一人に挨拶を交わし、激励をされましたが、昨日のことを聞くのは禁句ですとのこと。今年の高校3年生の学年団は本当に素直で、すばらしい結束力だと、改めて感心しています。
大きな混乱はなかったのだろうと思っています。
本日も持てる力を出しきってくれることを祈っています。
この2日間はとても長かったとおもいますが、今日はゆっくりと休んでください。
お疲れ様でした。
明日は、9時から学校で自己採点をします。

センター試験2日目 時間割



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理科
2科目選択9:30~11:40
1科目選択10:40~11:40
数学1
13:00~14:00
数学2
14:50~15:50

2012年01月14日

センター試験 1日目

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本日、大学入試センター試験1日目が行われました。
雲雀丘学園の試験会場は、男子が関西学院大学・女子が園田学園大学です。
担任の先生方全員が、52期生から受け継いだ幟(のぼり)を持って受験生の応援に駆けつけました。
緊張な面持ちの受験生も校門で担任の先生の顔を見ると、元気に挨拶をし、受験会場に入っていきました。生徒達は、凛々しい、いい顔をしていました。
9時30分から地理歴史・公民の試験が始まり、午後から国語、英語が行われ、本日最後のリスニングの終了時間は18時10分です。長丁場の戦いとなりますが、今までやってきたことを信じて、最後まで頑張って欲しいと思います。
今朝、職員朝礼で進路指導部長が全職員に「本日はこの学園の入り口の試験である中学入試と同時に、出口である大学入試のセンター試験が行われます。中学入試でお忙しいと思いますが、祈りの力は大きいので、少し余裕のある時間を見つけて雲雀丘学園の受験生の健闘を祈ってください」とお願いしていました。雲雀丘学園全職員の祈りを込めて、「雲雀丘学園54期生、そして浪人生 がんばれ! 健闘を祈る」  全職員が、皆さんを守っています。
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本日の時間割






地理歴史
2科目選択9:30~11:40
1科目選択10:40~11:40
公民
国語
13:00~14:20
外国語
15:10~16:30
英語のみリスニング17:00~18:10

2012年01月13日

明日センター試験

明日センター試験1日目


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いよいよ明日が、センター試験本番です。今まで、センタープレやパック模試を何度も行い対策を行ってきましたし、昨日のセンター試験壮行会で様々な先生方から励ましの言葉や"気"もいただきました。これで知力・気力・体力のすべてが万全に整ったと思います。
雲雀丘学園高等学校では、指定校推薦や公募制推薦ですでに大学に合格した生徒も全員3教科以上を受験します。つまり、団体戦でセンター試験に全員臨みます。試験会場には、たくさんの心強い戦友もついております。
後は、自分の力を信じて落ち着いて取り組みましょう。今まで頑張ってきた努力は、必ず成果となって表れます。
今日は明日に備えて早く休み、朝は早めに起きましょう。慌てて出かけると心も落ち着きが無くなり、マークミスをしやすいので、遅刻のないよう早めに家を出発してください。
自家用車はアクシデントが起きても個別には対応してもらえないので、公共の交通機関を必ず利用して現地に向かいましょう。
雲雀丘学園54期生の底力を信じています。健闘を祈ります。ファイト!!!
                 進路指導部一同

2012年01月12日

センター試験壮行会

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 本日、54期生のセンター試験壮行会が行われました。
明後日のセンター試験に備えて、先生方から励ましの言葉がありました。
 まずは、中尾校長から激励の言葉、更には昨年末からため込んでいた激励の”気”が3年生全員の上に贈られ、元気づけられました。続いて、進路部長から「センター試験に勝つ二十七箇条」が配布され、センター試験に臨む心構えのポイントを話されました。「数日前の勉強は、得意科目、不得意科目ともバランスよく、勉強しよう。」「直前では、本番と同じ時間で予想問題をしよう」など、今までの経験から編み出された、本番当日に落ち着いて受験できる小さな心がけがチェックされました。

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 明日以降の日程が説明された後、各クラス担任から言葉が贈られました。
 「三十年前、共通一次試験で得意だったはずの政治経済で失敗し、だめだと言われ続けていた数学で点数が取れた」ことや、「マンドリンの演奏ではほどよい緊張がある方が良い演奏ができる」こと、「緊張はするもの、それを楽しむことが大切。」体育担当の担任からは、「体育で培った体力と集中力を活かして下さい。」
 それぞれの経験からセンター試験を乗り切るように個性豊かな言葉が贈られました。校長の”気”に続いて壇上から”愛”も贈られました。最後に、学年主任から「人は自分の心の中に壁を感じるときがある。その心の壁を乗り越えることが大切。センター試験もそのひとつかもしれない。」と話がされました。
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 今まで学んできた集大成ともいえる試験に後悔することなく取り組んで欲しいと思います。長い間色々とセンター対策を行ってきたので、緊張することなく、または、緊張を楽しんで頑張ってきてください。全員の健闘を祈っています。


2012年01月11日

職業人に学ぶ(10)-建築設計-

・講師の先生は、このような講義は初めてだったそうですが、とてもわかりやすく、理解しやすかったです。建築士や建築設計士は一つもないものから大きなものへと変えていく楽しみがあるそうだ。建築士はどの立場の人とも話をするし、1対1での会話ができとてもいい経験になるらしい。また、興味がある建築について調べ、好きになると、この仕事に就いた方がいいと言われた。立体構造がわかる人にこの仕事は向いているし、日本の設計・施工は世界でトップレベルのため、海外での活躍の場が無限にあると聞いて、希望がわいてきた。(男子)
・何をするにも好きじゃないとできないなあと思ったし、いろんなことに興味を持てるようになりたいです。アトリエ事務所に就けるよう頑張ろうと思う。(女子)
・建築の職場にはどういうものがあるか知らなかったから、わかってよかった。建築士になるには資格がいるということを知らなかった。その試験がとても難しくて、資格を取るのは簡単ではないことがわかった。世界一高いドバイ・ブルジュハリファという建物であることを初めて知った。一度見てみたいと思った。建築士になるには数学や物理がわからないといけないと思っていたが、そうでなくてもよいと聞いて驚いた。好きになることが一番なのだ。働くことはとても難しいことで甘いものでないと強く感じた。(男子)
・仕事をするに当たって人として必要なことまで教えて戴いた。今枝さんにあこがれの気持ちを抱いた。信頼される人間になる訓練は今からでもできるので、頑張ろうと思う。また、幅広い知識を持つことも大切だとわかり、高校の勉強のモチベーションが上がった。(男子)

2012年01月10日

職業人に学ぶ(10)-建築設計-

講座内容
「建築の分野」、建築設計を職業として選んだ経緯と経験談をお話しします。
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感想文

・建築は設計して、建物をつくるだけだと思っていましたが、建築の分野には管理や維持管理等というものもあると言うことがわかった。建築の職場には会社だけでなく、官公庁のような国家公務員や大学などの研究室で働く研究者というのもあるとわかった。何もないところからものをつくったり、常に違う仕事が入ったり、つくった後には地図に残って利用されることなど、つくった後の快感を考えたら、楽しそうだなあと思った。この講座は今枝詔次さんの話を聞いていると、建築というのはすごく楽しい仕事で、つくった後には達成感があり、誇りの持てる仕事のように思えた。(男子)
・講師の先生の話は実際の設計図や模型を使ってとてもわかりやすかったです。今現在、建築や設計に興味があり、あこがれているので、この気持ちを忘れないようにして、地図に残るような、一生残るような大きな建物をつくりたいです。ありがとうございました。(男子)
・先生の「ないものから造る」という言葉が心に響きました。建築もモノを造るという意味で、芸術の一種だと思いました。優れた芸術は、いつまでも残っていくことに意味があると思います。そういうところでは、医師や商売とは違った魅力を感じて、進路を考える上での一つの選択になりました。(男子)

2012年01月07日

職業人に学ぶ(9)-和菓子店経営-

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・ 和菓子と洋菓子の違いから経営について、幅広いことを教えて下さり、勉強になりました。経営という上に立つ立場では、働く人に対して楽しいと思わせることが大切だということを言われ、これは今の生活環境でも同じではないかと思います。人それぞれに性格があり、1つのことに対して多くの感じ方があるという言葉が心に残りました。経営をしている中で多くの人々と出会い、利益のためだけに上の立場になるのではなく、楽しくなるために変えていこうというのがよかったです。経営は難しそうにみえて、道徳なのだなと思いました。

・ 今回の話では、講師の方の経営者としての熱い想いが伝わりました。一番印象に残ったのは、「明日死ぬかもしれないから、今、一番したいことを我慢せずにやりきる。」という言葉です。勉強はがんばります。でも、今の時期は特に部活を頑張りたいです。色々なことを悔いのないようにやりきりたいと思います。経営の面では、仕事場の人を楽しくするということの大事さが伝わりました。もし、自分が経営者になったときは、そのことを心に留めておきたいと思います。

2012年01月06日

職業人に学ぶ(9)-和菓子店経営-

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講座内容
本校を卒業後、フランスでの修行を経て、現在の仕事にいたるまでの、楽しい人生の過ごし方、そして、「仕事とは」について話します。

感想文
フランス人は自由!だから、日本という狭い場所から出て、いろんな人たちとふれあうべきだと思った。非常識なことと思うことも「あっ、なるほど!」と評価できる大人になりたいと思った。勉強も大切だけど、自由に自分のしたいことができるということも大切だと学んだ。だから、自分のやりたいことを見つけて自分の人生をつくっていきたいと思った。
笑顔が大切!1つ1つの対応で人との関わりが変わる。苦労なしで「楽」なんてできない。経験することが大切。

・ 道徳の授業みたいになったとおっしゃっていましたが、そのような授業が私は大好きです。かなり参考になりました。フランスの価値観にあこがれを抱きつつ、日本文化のシンプルな価値観も再発見できて嬉しかった。すべてはそれぞれの人の感覚なので、それぞれの受け取り方があるということをしっかり受け止め、活かしていきたいです。いろいろ楽しいことをしようと決意しました。いつか海外へ行き、日本を外の立場から見て、自分の求めているものを探したいと思います。(フランス人のように)ONLY ONEにこそ価値があると自分も思っているので、非常にフランスに興味を持ちました。

2012年01月05日

職業人に学ぶ(8)-宝塚歌劇・舞台人-

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感想文
・宝塚歌劇団の舞台に立ったり、JRの脱線事故の被害に遭ったり、ご自身でも「内容の濃い人生」とおっしゃっていましたが、そのなかで一番大切なことは、「生き甲斐をみつけること」だと言われていました。

・ただ単に緊張するだけではなく、いい緊張をもって気合いを入れることで、できないこともできるようになる。自分がしたいこと、やりたいことを仕事にすることで充実した毎日を送ることができて、満足できる人生になると分かった。自分が没頭できるものを持つことが大切。つらいことがあっても乗り切ることができると分かった。目標を探そうと思った。「努力は裏切らない」とは本当だと思った。

・私は、ヴァイオリンをしています。昔は舞台に立てることがただ嬉しく、楽しく演奏をしていました。しかし、時が経つにつれて舞台に立つことが少しずつ恐怖に変わっていました。  自分が表現したいことをそのまま表現することは簡単に見えて、とても難しいと思いました。今日、みな子さんのお話を聴き、とても大変な事があっても、自分にとって楽しく嬉しいことをすると心が躍ったとおっしゃっていて、私も本当に好きなヴァイオリンを心から楽しみ、  追求して自分の求める音楽を少しずつ近づけていきたいなと感じました。

2012年01月04日

職業人に学ぶ(8)-宝塚歌劇・舞台人-

講座内容
宝塚音楽学校での厳しい学校生活、宝塚歌劇団に入団してからの舞台生活、そして、JRの列車事故の話をさせていただきます。
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感想文
・小さい頃に宝塚歌劇を見て、「あの舞台に立ちたい」という夢をもち、それを叶えるなんてすごいなと思った。JRの事故の話を聴いて、私も何か誰よりも好きになれることや物、人を見つけて、エネルギーにできるようなにしたいなと思った。収録した歌も聴け、貴重な話をいっぱい聴き、努力は報われることが分かり、私自身もいろんなことに挑戦して努力しようと思った。

・50分間、舞台のことだけでなく、学校、宝塚歌劇に入るまで、JRの脱線事故やその後に復帰するまでのことなど、沢山のお話をしていただきました。母と同級生の方なので、家でも何度か話を聴くことはありましたが、改めてこのような場で聴けてよかったです。今の私と同じような年齢で宝塚に絶対に入りたいという目標があって、その為に一生懸命になるという事を聴いて、私も見習って一生懸命に頑張らないと!と思いました。その他にも、普段は知ることのできない宝塚歌劇の舞台裏の話や現役時代の写真、JR事故後に出したCDを聴かせていただき、50分があっという間に感じました。

2012年01月03日

職業人に学ぶ(7)-電気通信機器の設計・開発-

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・最初は「あいさつ」が大切だという話をしてくれました。しっかりあいさつすることで気分もよくなるし、それによって、物への感謝を表すこともできるということを聞きました。講師の方は、「話は輪の心」というものを教えてくれました。将来コミュニケーションのできる人が会社で使われるそうなので、あいさつを大切にしていきたいと思います。(男子)

・「まいど1号」の開発に携わるというチャンスを生かしたことで、有名な会社になっていったその過程から学ぶことがたくさんありました。講師の方は校長先生と同じように、あいさつ、きれいに掃除ができているということが大切だ、とおっしゃっていました。(女子)

・話を聞いて、自分はチャンスを活かせていないのだと思った。失敗を恐れて挑戦せずにいたけれど、「挑戦することで新たなことを学び、生かすことができ、自信にもつながる」ということを聞いて、次からは挑戦していこうと思いました。また、何か夢中になれることを見つけたいと思いました。(女子)

・「何事にも一生懸命」その言葉に心を動かされました。この言葉通り、あきらめずにやっていたら成功するということを聞き、頑張ってみようかと思いました。また、人とのコミュニケーションをとることは、やはり大事であり、相手の気持ちも晴れるということも、再度思い知らされました。(男子)

・大阪で「まいど1号」が有名なことくらいしか知りませんでした。すべてのことが挑戦、というのはとても難しいことだけれど、それを成し遂げたときの満足感だったり、達成感は大きい
ものだと言うことが分かりました。(女子)

2012年01月02日

職業人に学ぶ(7)-電気通信機器の設計・開発-

講座内容
不況にあえぐ東大阪のものづくりの町に、若者を呼び戻し活気づけようと中小企業のおっちゃん達が集まり東大阪宇宙開発協同組合(SOHLA)を結成し、「夢を上げるんやない、夢で上げるんや!」を合い言葉に、人工衛星「まいど1号」の開発を始めたが思うように開発がすすまなかった。7年間の悪戦苦闘の末、「まいど1号」は2009年1月23日に打ち上げられ、すべてのミッションが見事に大成功を遂げた。講義ではそもそもなんでまいど1号をうちあげることにあったのか、どんな人たちが協力をし、どんな人工衛星になったのか、SOHLAではどんな成果をえることができたのか、また人工衛星開発に関わった会社の人たちは衛星開発で社会から注目されるようになり、モチベーションがあがった。全国に数十万社ある中小企業のなかから、キラリと光る技術を有する元気のある会社「300社」に抜擢されるなど、会社の発展につながる成果がでた。「夢をもって取り組めば、必ず実現する!」そんなお話しします。
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感想文
・講師の方の行動の積極性はすごいなと思った。失敗に臆することなく、若者にいろいろ挑戦させたり、あいさつ、掃除などを徹底するなど、その姿勢に感動した。大日電子の製品に、いつも乗っている阪急電車の列車無線があったので、意外だと思ったし、親しみがわいた。(男子)
・何でも挑戦することが大切だと教えられた。そして、一生懸命取り組むことが大事だと分かった。一人ではなく協力することが必要だと思った。努力を惜しまずに、最後まで何事もやり遂げようと努力することで、時間は長くかかっても結果は後でしっかりついてくるのだと思った。時には自分から率先して先に進んでいくことも必要になるのだと思った。日ごろから強い意志を持っておくことが大事だ。そうすれば、良い結果がついてくることを知った。日常の様々な行動で自分を磨くことが大切なのだと改めて思った。だから、何か目標を立てようと思った。(男子)
・自社で行っている取り組みや気を付けていることを、細かく教えていただき感動した。これから自分たちが社会に出て行くための重要なことを学び、これから“がんばろう”という気持ちになった。「話は輪の心」はとても大切だと思った。一生懸命頑張り、人とのコミュニケーションを心がけながら、仕事や生活をすることがどれだけ大事か分かった。(男子)

2012年01月01日

新年明けましておめでとうございます。

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 2012年辰年の元旦にあたり、進路指導部員一同から、生徒の皆さんと保護者の皆様、そしてこのブログを見て戴いた皆様に、旧年中の感謝と本年の決意を込めましてごあいさつ申し上げます。
 新年明けましておめでとうございます。本年も、なにとぞ宜しくお願いいたします。
 今年は、干支にちなんで、勇猛果敢にさらなる飛躍を目指して挑戦していこうと思います。54期生の一人一人の進路実現のために、頑張ります。
  雲雀丘学園高等学校進路指導部 
   部長 大森茂樹、 副部長 櫟原(いちはら)英伸、長塚英治、佐藤美子、
       谷川孝彦、荒木田義人、常吉貴彦、和田由起子