合格体験記(5)-神戸市看護大学看護学部看護学科-
私が本格的に受験勉強を始めたのは高校3年生の夏、神戸市看護大の公募推薦入試を受けられることが決まってからです。受験科目は英文を含む小論文と面接だったため、苦手だった英語から勉強を始めました。受験勉強は本当に想像していたよりも辛かったです。
私は通っていた予備校に合わず最後は学校で配られた即戦ゼミなどで勉強していました。放課後、先生に質問をしたり、授業をしっかり聞くことを心がけるだけでも頭に残る量が全然違います。また、クラスの雰囲気も結構重要でみんなが勉強していたら自然に自分も頑張らないと!!という気になります。私は第一志望校の試験中、全然わからなくてこのまま白紙で出してしまおうかと思いました。ですがそこで頭をよぎったのは、放課後でも質問を受けてくださった教科の先生、親身になってくれた担任の先生、応援してくれる友達、家族の顔、そして何より今まで努力してきた自分の姿でした。「わからなくても書こう!!諦めたくない!!」と思えました。
面接では、前もって学校で厳しい面接指導を受けていたため、緊張もあまりせずのびのびと受けることができました。全く小論がうまくいかなかった私ですが、第一志望校に無事合格できました。それは最後まで絶対に諦めなかったことと、前もって学校で面接指導をしてもらっていたからだと思います。また、「自分がわからない・難しい」と感じる問題は、それを受けている人も同じように思っているのです。そこで怯まないで自分のしてきたことを思い出し頑張ってください。
私がこの受験生生活で学んだことは、「努力は必ず報われる」ということです。どんなに辛くても、それが絶対に未来の自分を作る糧になります。諦めず自分を信じて夢を叶えてください。応援しています。