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最先端実験科学教室(5)

(高校1年 女子)
私はこの実験に参加して良かったなと思いました。なぜなら、この実験を通して今まで経験したことのないような事やこれからの人生でおそらく経験できないような事をたくさんさせて頂いたからです。たくさん実験させて頂いた中で私が一番印象に残ったものは、蛍光顕微鏡で見たGFPタンパク質を発現させた細胞の観察でした。倍率が高い時よりも低い時の方がまるで宇宙の星のように光っていてとてもきれいでした。細胞って一つ一つはとても小さいけれども、膨大な数が集まると私達人間であったり、動物などになるので感動と同時に少しばかり恐怖さえ感じました。
次に印象深かったのは、共焦点蛍光レーザー顕微鏡です。手元のレバーで操作するのは意外でした。目では直接見ることのできないレーザーを使い、細胞内の物質の存在を調べ、さらには断面図の再構築までするので、実験の時は驚きの連続でした。その他にも、サポートしてくださった研究員の方が研究している“ホヤ”という生き物を触らせて頂いたり、組織切片作製、電気泳動など本当に一日でたくさんの事をさせて頂きました。
私が何の機械かと尋ねても、どの研究員の方もとても丁寧に、そして分かりやすく説明してくださいました。廊下に掲示されている実験のパネルや研究所の色々な場所にも連れて行って頂き、とても楽しい時間を過ごすことができました。この経験を元に、これからの人生を自分の夢に向かって頑張っていこうと思います。また機会があれば是非実験したいです。

明日は、進路指導部の紹介を引き続き行います。